サーファーだった父。
まだ30代の頃の父と、父が営むサーフショップと、
自作のサーフボード。
私は、父に顔が良く似てると言われます。
小さい頃は、喜怒哀楽が激しく怒るととても怖い父を
畏怖と感じていましたが
今は、そして生前の頃から
やっぱり父が大好きで、尊敬していました。
どんな父でもね。
先日、無事に三回忌を終えました。
よかったよかった。
この日を迎えられたこと、無事に執り行い
手を合わせられたこと。
父の癌が判明したときには余命3ヶ月、
その後4年生きて、生ききったこと。
祖母、母は脳梗塞、父は末期癌と
両親の病は私にとって本当に筆舌しがたい
辛さや悲しみがありましたが
病になった両親からも
多くを教えてもらって今日まできました。
父の命日は6月末。
三回忌は1か月弱早めに。
三回忌の2日前には夢に出てくれて
まだ元気なころの太って明るく笑っている父でした。
たまーにね、とっても病が酷かった頃の父が
夢に出ることもあって
そんな時は夜中でも飛び起きて泣いてしまう。
明るく、よく怒るけれど
嘘が無く、いつも本気、何にでも本気。
びっくりするくらいの集中力で
なんでも夢を現実にしてきた人。
だから、父は好かれていたと思います。
父と親子だったことを
しんどいと、葛藤を感じたことも
沢山ありましたけど
私の中には確かに父の性格も含まれています。
曲がったことが大嫌い
情が厚く、人助けもいとわない
恩を忘れず、義理堅く
まっすぐ生きた人。
私にも、そっくりな部分が多く
父の子なんだなと思う。
今、なにかで躓くことがあったり
対人や何かのトラブルで
もう無理だと沈むとき
しばらくして私は
「大丈夫、私はお父さんの子だ。
大丈夫、乗り越えられる」
そうつぶやく時があります。
うん。
大丈夫。
私もまっすぐに生きるよ。