東京建物BrilliaHall行ってきました。

初演の時に本は読んで、今回はイノサンのマンガを読んで行きました。

真ん中の真ん中って感じの席でセンターに立った吾郎さん、いやサンソンが真ん前って感じでした。私は歴史がホント苦手なんで時代背景とかはあまり理解してないんですけど何だか今に通づる感じがして考えさせられました。王室貴族が絶対で平民は高い税金に苦しめられ(まさに今じゃないですか?)そのため平民が運動を起こす、それにより変わったわけです。やっぱり今国民は怒って行動を起こさないといけないと感じましたね。

死刑制度の在り方もこの時代から今に至ってもまだまだなくなりはしないです(日本ではですが)。皮肉にも死刑制度に反対していたギロチンがまさしく死刑執行の代名詞になってしまった。悲しいことです。

死刑に反対していた民衆の代表が王室貴族の死刑をすすめ結局自分も死刑にされてしまう。

つよポンのドラマ罠の戦争でも思ったけど権力を持つと人は変わってしまうのが見えて人間って成長しないんだなと、この時代も今も何も変わらないんだなと思いました。

死刑台の場面の音楽の重々しさとルイ16世に合うときのバロック音楽の対比が激しくて正に人々の生活の対比になっているようでした。ルイ16世とマリーアントワネットの生活とパンを食べることにも困っている平民の生活の対比そのものに感じました。

ななにーに来てくださった時は大分自由奔放ぶりを発揮していた佐藤くんですが舞台では凛々しくかっこ良かったです(笑)

吾郎さんはホントにこういう役がハマりますね。凄い人です!

東京公演はあと1週間。チャンスがあればもう一度見に行きたいと思いました。

チケットはまだとれるようです。お時間ある方はぜひ!

サンソン〜見てきました。