気分の悪い党首討論のしめくくりだった。


「腹のすわらない自民党には負けない」みたいなことを顔を真っ赤にして「最後っ屁」を口から吐き出した男には胸糞が悪くなった。


「約束を守る」ためではなく、若造細野を担ぐ輿石・小沢の共同謀議による野田おろしが明確になったがための「やけくそ解散」でしかないことは明らか。


自分を含めた3代の総理大臣がいかにこの国を安全保障上の危機に追いやったか、東北の復興さえまだではないか。


その反省もなしに解散後の総選挙をにらんですごんでみせるなど、野田という人物はとうてい理解しがたい。進まない東北の復興に内心申し訳ないと思っておれば、ISD条項についてさえ知らずにTPP参加を声高に言うわけがない。


政治屋は去れ、である。二度と民主党議員の顔を見たくない。


いっぽう、準備不足をつかれて焦る石原は愛知の河村、大阪の橋下との連携を急いでいるが、平沼さんだけが気がかりだ。安倍自民党との連携の方がこれまでのこの方の信念に沿うようにも思うのだが・・・


必ずしも安倍総裁の支持が盤石でない自民党の内部を知れば、平沼さんの取るべき道は安倍自民党支持であるはず。橋下などという不遜なヤカラに軽侮のことばをぶつけられてまで一緒になろうと本気でお思いなのだろうか。


大同団結は強大な敵を相手にスクラムを組む場合のことで、それが政権に座る売国民主であったはず。「官僚」を敵視する阿呆どもは国政をかたる資格に欠けていると私は思う。


マスコミに操られて売国民主党をつくりだすお先棒をかついだ大衆が、またしてもポピュリストたちに一票を投じるならば、わが国の行く先は暗雲のなかへとまっしぐらである。