閃光は目も眩むほどの光。
そんな人が隣に居たらどうなるだろう。
自分の存在がちっぽけなものに思えてくる。
そんな大きな光ではなく、線香花火のような光だったらどうだろう。
とても小さいけれど、確かに灯っている。
儚くていつ消えるともわからない光。
でも自分が暗闇に居たらとても心強い光になる。
ううん、自分が暗闇だとしたら・・・。
暗闇の中で儚く光り続けるあなたを支えられる。
ほんの少しでも光る可能性があるのなら私はそれを喜んで見守るだろう。
たとえ自分が更に深い闇になろうとも、そうできたなら幸せ。
光の世界から堕とされたあなたは再び光の世界に戻れるから。
どれほどの年月がかかっても、光の世界であなたを待つ人が必ず手を差し伸べてくれる。
暖かい手ならば、迷わずその手をとって。
その手は光の世界からもたらされたあなたのための手なのだから。
寂しいけれどあなたの幸せを願う私はここからずっと見守っているよ。