そう。

なんで?っていう思いばっかりだった。

私、元気じゃん! 上の子2人の時だって高齢出産の枠だったけど、大丈夫だったじゃん。
なんで今回は違うの?

そんなこと考えても仕方ないのに考えちゃう。


病院から帰って、旦那の顔をみる。
その時もまだ、なんだか気持ちの整理も頭の整理もできる状態まで至って無く、淡々と旦那に報告。

「1/10だって。でも、あくまで確率だから」

「なんでなんだよー。。。」堕ちる旦那。

妊娠自体に乗り気じゃなかったのに、それを曲げて私の産みたいを優先させてくれた。でもそこへ、ダウン症かもという検査結果が。

「検査してみないとわからないしー」

あの時の私は、まだ深刻な問題として捉えてなかったと言うか、捉えたくなかったというか、現実味がないというか、ほんとに自分の気持ちも何もかもわからないという感じだった。

ダウン症って、知ってるようで知らない。

そこから、検索の日々が始まった。

そして、診察の日が来た。

今回の妊娠に関しては、最初から基本私1人で対処してきた。そして、今回の診察も1人。

旦那の仕事を邪魔したくないという気持ちがあった。一緒に来てって言って、断られるのが怖かった。だから、1人。でも、正直心細かった。

待ち時間。予約の時間を大幅に過ぎる。
本当に長い長い時間だった。