今日は、この動画で、 ちょこちょこいってますか?と言ってる老紳士が主人公です。
この人は西本幸雄(1920- )という人で、昭和35年の大毎(現ロッテ)を皮切りに、昭和38年から48年まで阪急(現オリックス)、昭和49年から56年まで近鉄の監督と、延べ20年の監督生活で8度のリーグ優勝を遂げた名将であります。
で、なぜ悲運なのかと申しますと、8度もリーグ優勝を遂げたのに日本シリーズを制した事が無い、即ち日本一になった事が無いからなんですね。

・・・

何でこんな初歩的説明してんじゃ俺!



みんな知っておいてくれ頼むぞ!

僕は野球を知りたての幼少期から、この人のファンでありました。
この人が着任した時の阪急と近鉄は、それまで弱小球団でした。
そこから土台を作り上げ優勝に導くすごい監督なんですよ。
しかし、悲しいかな阪急時代はONの巨人に、近鉄時代は江夏の広島に、あと少しというところでやられてしまうのでした。




監督の唯一の弱み。

スクイズさせちゃうんだ・・・


タイミング悪いところで。
スクイズって何?って今さら言ってる人は置いていきますからね。
大毎の監督の時もスクイズ失敗が原因で、オーナーと喧嘩してクビになるし、昭和54年日本シリーズの時も9回の裏1死満塁でスクイズ失敗するし。

ちなみに西本さんは悲運の名将と言われるのが本意でないそうです。
本人曰く、

選手が頑張ってくれたおかげで
8度も日本シリーズに出場できた
のだから、私は幸せ者だ。


そうです。
最後、きれいにまとまりましたね。