2周期目の採卵後の話です。
安静が終わって、診察室ですぐに培養土さんとの話があり、成熟卵が確認されました。
いちホッと。

翌日、電話で授精確認。 
にホッと。

一度だけ7週までいったのが新鮮初期胚移植での移植だったので、初めの何回かは分割胚でチャレンジすることが決まっていたので、採卵の2日後に移植となりました。

移植日は朝に分割確認をして、もしも分割できなかったら受診しなくていいという素敵なシステム。加藤さん思っていたよりずっと親切です。(≧∇≦)

2年前の高刺激で全滅の時は、移植するつもりで遠くから何時間もかけて病院に行ったのに授精さえしなかったと聞いた時の凹みようと言ったら思い出したくもないくらいです。

移植当日、朝8時にKLCに電話をして分割の確認をしてから8時半のバスに乗り、KLCに着いたのが12時半。
移植は決まっていることだからすぐに終わると思っていましたが、とっても長かった。
リラックスルームに呼ばれたのが3時半。お尻が痛くなりました。

4分割、グレード2、内膜6ミリ。
めちゃめちゃ薄いんですけど(>人<;)

もともと内膜薄いのに、クロミッドは本当に薄くなってしまうんですね。
6ミリはKLCの移植の最低ラインらしい汗
あまり関係ないですよって言われたけど、関係あるよね~

でもいつもグレードの悪い私が分割胚の5段階評価で2番目をもらえたので少し期待して判定までにわか妊婦気分を味わいたいとおもいます。
今回はなんか移植できた喜びを久しぶりに感じられています。

どうか、14回目の奇跡を起こしたいとおもいます。
クロミッドを10日内服してのD12診察。
前回はここで卵胞16ミリで翌日診察となり、
急遽東京泊になりました。

なのでこの日は最低限の泊まり道具を持って新宿へ向かいました。
朝早く行く必要もないので、午前診察ギリの11:20にKLC到着。
9階待合室もまばらです。

卵胞チェック 18.5ミリ



おや。ちょうどいいんじゃないの?
明後日採卵に決定です。

通院2回で採卵が決定するなんて、ストレス少なくていいわ!
薬も最小限だし、楽ちん!

ただ、低刺激はこれまでにない一個の胚盤胞を作るまでのハードルが高い。
高刺激の時にない緊張感があります。
前回空胞だったから、今回連続で取れなかったらまた凹みそー(;_;)



D14採卵

いろいろ厳しい噂の多かったKLC。
採卵は基本的に8時くらいから始まるのですが、私は4:00の始発に乗っても到着は8時過ぎる。
そのことを1回目に伝えていたので、採卵時間は考慮してくれたのか9:15。
最悪前泊しないとダメかな?って思ってたので本当助かる。これもストレスが激減。ありがとう加藤さん。

KLC2回目の採卵。
看護師さんが採卵数を書いた紙を持ってくるのが怖い…

採卵数 1個

あー本当に良かった。
久しぶりに心の霧が晴れた。
取れただけでまだなにも始まってないのになんだか嬉しくなった。


でも、まだまだこれから
成熟卵か、授精はするか、分割はするか、移植できるか、着床するのか。

たくさんのハードルが待ち受けている。
長い長い道のり。
でも、今日ほど一つの取れた卵が嬉しかったことはないかな。
まずは、取れたことに感謝したいと思います(^o^)
移植を13回もしてきても結果が出ていない私。
それでも諦めることが出来なくて4件目の病院で最後にしようと思ってKCLまでたどり着いた。

これまでとは全然違う刺激方法にすればいい結果になるのではないか?と期待して臨んだ一回目の採卵で空胞のため移植にもたどり着けなかった。

もう何をやってもダメなのか…
という気持ちでいっぱいになってしまった。

低刺激では空胞も変性卵もよくあることだと認識して通ったつもりだけど、気持ちは前を向けていない。
今また採卵周期に入っているというのに以前のように期待を持って治療周期に入っていない。
始めから私はわりとネガティヴにしか考えられなく治療を続けていたけど、それでも採卵まで、判定まではもう少し

もしかしたら次はうまくいくかも

って思えていたと思うけど、今は想像すらしなくなってしまった。
こういうのが治療のやめどきになってくるのかなと今日感じてしまった。


高校からの友人の友達が5回目の移植で最後にするときめたらしい。
なぜ決心出来たのか聞いてみたら、精神的にキツすぎる。このままでは危ないなと思った。って言ってたらしい。

私ももうそろそろ辛いな。


もう少し頑張るって決めたのに、諦める理由ばかり探してる自分が嫌になる(>人<;

ソフィアAを内服終えて4日でリセットしてまた新宿KLCへ行って来ました。

高温期に運動するとホルモン値がいいかもなんて思い、ほぼ毎日ウォーキングしましたが、ホルモン値は前回とほとんど変わらない値でした。


E2  19
FSH 10.0


見事に前回とおなじ(前回E2  19  FSH 10.4
先週ひどく落ち込んで毎日泣いて暮らしてしまったんです。
どうも治療周期になるとやはりストレスが高まるのか、日常の些細なことでも嫌な気持ちが強くなって爆発してしまいます。
追い詰められてるんですねきっと。
夫にもたいそう八つ当たりをしてしまいました。
もう口も聞きたくないといって3日くらい無視し続けました。
友達にも泣きついて話をたくさんきいてもらって少しずつ回復してきましたが、友達に言われたんです。

ホルモン剤飲んでるせいで情緒不安定になってるんじゃないかって。


自分の気持ちをコントロールできなくて、私はなんて未熟な奴なんだってひどく自己嫌悪に陥っていたので、逆に薬のせいにしたほうが気が楽だな~。
治療周期は通院のストレス、スケジュール調整のストレスなどたくさん追い詰められるから自分がいっぱいいっぱいになってイライラ度が増すのかと思ってたけど、薬のせいってこともあるかも。

ってことにしておこう(≧∇≦)


不妊治療は気持ちのアップダウンが激しくて本当に疲れる…
いつも話を聞いてくれている友人には本当に本当に感謝してます。
こんな話を何年も聞いてくれている。

「あいんが妊娠して、出産したら私も号泣するよ。」って
想像しただけで泣けてくる~(T_T)

そんな日が来るといいんだけど。



採卵に失敗した後の体温ですが、いつもの低温よりはやや高い感じもするけど明らかに高温期ではない体温が続いて、8日目くらいに思い出したように体温が上がり始め36.6~36.7℃くらいになりました。
ソフィアAを飲み終えて4日目にリセットしました。

空卵はやはりショックだったので、高温期に運動するといいというのを聞いて、久しぶりにウォーキングを真面目にやりました。
さて、これで次周期頑張りたいと思います!
空胞で終わってしまった採卵からの体温が全然上がってきません。

調べてみると、卵胞液が黄体化を起こす役割で体温を上げるため、採卵では卵胞液も取ってしまうから体温が上がらないのが普通ってみたんですけど、それってもしそのまま移植した時は大丈夫なのかな?

これまでの高刺激で採卵後は必ず黄体補充してたから高温期に移行してたけど、なんだか不安ですね。
KLCは移植後の黄体補充はないと聞いてるし、こんなに温度が上がらないのは大丈夫なのー?

今度質問してみたいけど、初診の山崎先生にはこれまでのことは言うな的なことを言われたから質問しにくいなー。


もともと低体温の私は、冬場の低温期には35,6℃あたりまで下がってしまうのですが、
たけしの家庭の医学で塩化泉を紹介していたのを聞いてここ1ヶ月くらい塩風呂に入っています。

少し低温期の温度が上がってきた気がします。
お風呂上がってからもポカポカが長く続いている感じ。
もっと早く知りたかったなー

湯量100Lに対して塩100gです。
ただし、浴槽や配管を傷めるらしいので、すぐに洗い流すようにしています。

冷えに悩んでいる方はお試しあれ!

まさかここまで自分が来るとは思っていなかった最後の砦。

不妊治療の病院は本当に人が多くてという話が多いですが
ここは桁違いです。
ビルのほぼ全部をKLCが占拠しています。
各フロアに受付、診察/内診室 採血コーナー、初診コーナー

ひとつひとつの工程に従ってこちらの階、あちらの階に指示されます。
それもすごい人数。
あさ9時に受付したらもう200人越え
一日何人受診しているのでしょうか?

でも先生の数も診察室の数も半端ないので意外に待ち時間が少なく
そんなにストレスは感じませんでした。
多くのブログで先生に質問できる感じでもなく、すごくぶっきらぼうで
ケアはまるで無い、という情報で覚悟していったのですが
毎回違う先生に見てもらいましたが、全然そんなことなくて「質問は無いですか?」
と聞いてくださるくらいです。

いやいや噂だけではわかりませんね。
私には全然嫌な感じはしませんでした。
ただ、看護師さんは怖かったです。。
これまでとは逆。。。

D3診察
中国?系の女性医師
ホルモン値問題ないので採卵周期に入りましょう。
とのこと
E2 19
FSH 10.4
LH 11.5
クロミッド10日分処方

→3日目にクロミッド飲み忘れて翌日朝に内服ヽ(;´Д`)ノ
その日は夜はスキップとなる

D12診察
卵胞16ミリ
まだ小さいけどLHが上がってきてしまったので明日も来てください。と言われる。

早速低刺激の洗礼を受け、東京に一泊することに。

うーん、、交通費もかかっているのでなるべく安いホテルをと思い
新宿3丁目に4100円のホテルをとるが、古いばかりか寒すぎて寝れない。
やっぱりあんまり安いホテルはだめですね(ノ_-。)


D13診察
卵胞18ミリ
E2 511
内膜薄いので移植はできないかもしれません。と言われる。
この日ブセレキュア3回
翌日18時と24時に排卵を抑えるためのボルタレンをいれる。

D15採卵
7時50分指定だったので朝4時半に出発。
一度もやった事のないふりかけに挑戦したかったのでこの日は旦那も一緒に行ってくれる。

KLCで初めての採卵

無麻酔ですごく痛いと言う噂もこれまた局麻で20個刺していた私にとってみたら全然楽。
消毒もガーゼ入れるのも全然平気でした。


しかし残念ながら右に1個あった卵胞は空胞で採卵数0の紙を渡されてしまいました。

ショックでその後の看護師さんの説明はほとんど頭に入ってきませんでした。

旦那も休んで一緒に来てくれたのに(T_T)

D3のE2が19ってやっぱり低すぎだったんでしょうか。
ホルモン値はどうであれ採卵は進むんですかね。
精神的ダメージと通院のストレスを軽減するためにホルモン値が良くなかったらやめたいけど、そうのんびりもできないし、悩みどころです。

12月と1月がとても忙しくてブログから遠ざかってしまいました。
とても楽しい年末年始を過ごしてあれよあれよと言う間に2月。
本当に月日の流れがあっという間に感じます。それだけリミットが近づいてしまう…


プロジェクトKについて夏くらいから少しずつ進めていた話を順を追って書くつもりでしたが、もう一気に書きます!
プロジェクトKとはつまり、漢方を飲んで、加藤に通う!( ̄^ ̄)ゞ


もうやり残したことは全部やってしまわないと終われないと思ったのと、このまま治療を続けても何も変わらない気がして。

そして、質の悪い受精卵しか取れない私が長年悩んでいたのは、数がたくさん取れればそれだけ栄養が分散されてるんじゃないのか。
結局1回の採卵で取れた卵の中で力のある子は1つしかないってこと。
これを解決してくれるのは加藤さんの考えなんじゃないかと思って。


それでも、遠距離通院の私にとっては通院回数が読めない低刺激はキツイかなというのがあってなかなか通う決断ができなかったけど、もうやるだけやって終わろう!って腹が据わったんですね。

もう一つネックになっていたのが、毎月採卵といえば、毎月夫も一緒に福島から東京に行かなければならないということ。
それは無理だと思い諦めていたんだけど、ブログでいろいろ調べたところ、初診の精液検査を何本にも分けて凍結してくれるんですね!(運動率の悪い我が家でも6本にして凍結してくれました)

それならできなくないかもと思ってとうとう最後の砦病院の門を叩くことと相成りました。


そんで2月にようやく採卵周期を迎えています。
これまでの治療経過の中でもしかしたらこれが問題ではないか?こうしたらどうかなんて考えを初診で先生に伝えたら

「これまでの病院とはまるで違うことをしますのでこれまでのことは忘れてください。」
と言われました。


ほー(°_°)


あとはお任せするだけです!

よろしくおたんのみます*\(^o^)/*
12月はいつものことながら忙しいです^_^;
特に今年はひどい。
毎週楽しいことの目白押し(^o^)
治療もお休み期間なのでノーストレスでハッピーにすごしています。

先週末は15年ぶりにディズニーシーに行きました。最終のバスで帰ってきて、家に着いたのが2時。今日は寝坊して5分でノーメークで出勤しました。東京でお世話になったのは、9月に出産したばかりの友達のお宅。まだまだ初々しい赤子と戯れてきました。可愛かった(^o^)/
そこも5回目の移植で無事出産しているので、最近ではいろいろ相談にのってもらったりしています。凍結胚が1個あるけど、赤子を抱えての治療は大変だから戻さないかもって言ってました。
私にちょうだいって言いたい。


ところで話は8月のこと。
通院で東京に行く日に時間をとって漢方のカウンセリングに行きました。
はじめに見ていただいたのは、薬剤師の方。
とても不妊治療に詳しくてお店の中も最も力を入れているのが不妊治療という感じがしました。

ただ、その時はまだTHCでの結果がまだでていなかったことと、中医師の先生に診てもらいたかったので、カウンセリングのみとしました。
ストレスで頭のほうにエネルギーを使いすぎて子宮が弱っているという診断でした。

なんだか納得…


漢方は本当に高くて月に4.5万円くらいします。
びっくりな値段ですが、これを始めることに最後に背中を押してくれたのも出産したばかりの友達でした。

お金のことは、もしこのまま子供ができなくて夫婦2人だけの人生だったらなんとでも出来るから、今はお金のことは気にしないで納得いくまで治療したら?と。

これは、不妊治療を経験している人にしか言えない言葉だと思いました。


つづく


すっかり寒くなり、私の基礎体温も気温とともに下降。もともと低いのですが、最近は低温期で35.6~35.8℃
どうにかしなくては(>人<;)

THCで1回目の採卵で出来た胚盤胞もこれまでと同様グレードかよくなかったのをうけて、すぐに漢方薬局を調べ始めました。
これまで5回の刺激誘発で出来た胚盤胞は15個以上。
ほとんどにAがつきません。グレードは見た目とは言っても、実際着床もしてくれないのだからこれ以上続けても妊娠できる気が全くしません。
そこで、少しでも卵の質を上げるためにやり残したことをすることに。

病院で処方される漢方は昔試したけど効果は感じられず、保険外の漢方はすごく高いと聞いているし、あまり信用できなかったけど、ここまできたら藁をも掴む思いで漢方薬局の門を叩きました。

どこがいいかわからなかったのでネットで調べて病院から通いやすいところに何件かカウンセリングに行きました。ネットで評判がよくてもいまいちの所やカウンセリングの予約だけで何ヶ月も待つようなところはやめて、良さげな漢方薬局を選びました。この選択も病院選びと一緒でとても悩みました。
家から高速で2時間の所に漢方内科のある病院があってそっちなら月2000円位というので、最後はそこも悩んだけど、漢方は保険外の生薬もたくさんあると聞いて思い切って不妊に力を入れている東京の漢方薬局に通うことにしました。

長くなるのでつづく