名古屋を去り浜松へ向かった。電車で一時間半。駅ナカの中松で餃子を食べてから、北口から徒歩20分歩くと浜松城が見えてきた。



浜松城は徳川家康が青年期を過ごし、その後もこの城を治めた家臣が次々と出世したことから「出世城」という異名がある。



規模は小さいが天守閣から富士山も見えるというロケーションだが、この日は残念ながら見えなかった。

さて浜松城のある浜松城公園の敷地には浜松市美術館があり、こちらも訪れてみた。



浜松城の隣りという珍しいロケーションのこの美術館では山形の美術館から貸し出された所蔵品をもとにバルビゾン派の絵画展が開催されていた。

バルビゾン派の素朴な風景画が好きな私には格好の展覧会でその中でもコローがお気に入り。


カミーユ・コロー「サン・ロー近くの丘と牧場」

コローだけでなくの弟子の作品も来ていて個人的には大満足な展覧会であった。
平日の名古屋に1日観光しました。その中でもメインとして訪れたのは、名古屋の白川公園の中にある名古屋市美術館の開館30周年記念として当館のコレクションを一挙公開する「ザ・ベストセレクション」展。


開館30周年といえば、茨城県の水戸市の茨城県近代美術館も今年そうだし、東京の渋谷bunkamuraザミュージアムも今年30周年だ。たまたまなのかは不明だが、景気と関係があるのかな。

名古屋市美術館のコレクションは地元にゆかりのある作家が中心だが、珍しいのがメキシコに渡った愛知県ゆかりの画家、北川民次とその教え子たちに関する作品群とディエゴ・リベラやフリーダ・カ-ロなどのメキシコルネサンス時代のコレクションだ。

これは名古屋市とメキシコシティが姉妹都市なのが理由らしい。
 

ディエゴ・リベラ「プロレタリアの団結」

松戸市立博物館で開催されているガンダーラ展を見てきた。


紀元前のインドやパキスタン、アフガニスタンを中心に発掘された石仏などを展示。細かい材質などは表記がなくそこは東京の松岡美術館などには劣る部分だが、松戸市立博物館はこの手の展示が珍しいので仕方ない部分だろう。



撮影オーケーの展示がほとんどなかったが、油彩じゃないんだしもっとオーケーさせてほしい。日本の展示の閉鎖的な部分である。

大概の彫刻は一部が欠けているが、これは現存している。これも長い時間を経てきているのでしかたのない部分だ。



今回の一番の発見は西暦1世紀のクシャーナ朝の時代に金貨が存在していたということだ。これは当時の王様であるカニシカ一世が描かれている。クシャーナ朝はペシャワール、つまりパキスタンの辺りに存在していた王朝だ。