僕は夏休みになって火花という小説を読んだ。純文学と言うだけあって、考えさせられる内容だった。特に、考えさせられるのは主人公の変わりようだ。

 まず、主な登場人物を紹介すると、主人公の徳永は芸人で、その主人公が可愛がっている先輩にあたるのが神谷という男だ。徳永という男は人付き合いが苦手で、若干、考えすぎで、神谷のことを尊敬してながら若干、僧僧しいと思っている。神谷という男は社交性が無いわけではないけど、誤解されて煙たがれてる人という印象を受けた。なんで誤解されるのかなと思ったら昭和の芸人っていうイメージがある。つまり豪快ということだ。

 神谷は自分自身が面白いと思ったことをやるっていう芸人だ。それがいい方でも悪い方でもだ。

 終盤になると、徳永は芸人を辞めて立派に働いていた。神谷はある事を境に突然音信不通になっていた。その一年後になんと神谷の胸が膨らんでいたのだ。そのことに疑問に思った徳永は当然のように問いただすと神谷はおもしろいと思ったからやったと言った。芸人を辞めた徳永はこう言った。「性のことで悩んでいる人もいる」。と。徳永は芸人を辞めたから神谷にちゃんと言えたことなんだと僕は考えた。徳永はもし、芸人を辞めてなかったらちゃんといえなかっただろう。今まで、徳永が思っていたことが花火のように爆発したように考えている。

 最後の高校生の夏にこの作品を読んで本当に良かったと思う。とても、面白かった。