子どもの「算数イヤ!」が止まらない…


「うちの子、算数だけはどうしてもダメで…」
そんな声、耳にしたことありませんか?実は、小学生の約2割が「算数が苦手」と答えているという調査もあるんです。(ニフティキッズ調べ)

でも、本来、数を数えたり、長さを測ったり、図形を動かしたりすることって楽しいことだったはず。遊びの中に自然とあるようなことが、どうしてこんなに「苦手科目」になってしまったのか?

その理由、ちゃんとあります。

原因その①:教科書がガチで難しすぎる!


たとえば、6年生で出てくるこんな問題。

「3/4デシリットルのペンキで2/5平方メートル塗れます。このペンキを1デシリットル使ったら何平方メートル塗れますか?」

……ちょっと待って。
大人の私たちでも「え、どういうこと?」って一瞬止まる問題です。
これ、小学生に解けって言うんです。

さらに、低学年でも難しさの波は押し寄せます。2年生の引き算、3年生のかけ算、4年生の割り算の筆算……。どれも「なぜそうなるのか」をめちゃくちゃ長く説明するスタイルで、結局子どもは混乱。

しかも、その理解をはかるために登場するのが、「穴あきテスト」という、見ただけでイヤになる問題形式…。

なんでこんなことに?
それは教科書を作るときに、「選ばれし子どもたち」によるテスト授業が行われるから。
つまり、全国平均の子じゃないんです!
学力が高めの、選ばれし子の「考え方」をもとに作られた教科書だから、普通の子が「ついていけない…」ってなるのも当然なんです。

原因その②:先生の教え方がう〜ん…微妙!


これはちょっと言いにくいんですが、あえて言います。
教え方がうまくない先生、多いです!

毎日授業しているはずなんですが、やってることは「教科書をなぞるだけ」。
せっかく子どもが自分なりに考えようとしても、「違う、それじゃダメ」ってバッサリ否定されて終了…。そりゃ子どもは「算数って自信なくすだけの教科」って思いますよね。

でも、逆に教え方がうまい先生もちゃんといます。
たとえば引き算の「11-8」を「10-8+1で考えるとラクなんだよ」とサッと伝えられる先生。こういう先生は「本質を教えようとする姿勢」を持っていて、子どもに寄り添うセンスがあります。

違いは何か?
「自分も学び続けよう」という謙虚さがあるかどうか、なんです。

原因その③:学校ぐるみの“統一ルール”が重たい…


さらに、最近では「うちの学校はこの方法で教えるって決まってます」という“指導の統一”ルールがあるところも。

研究校やモデル校などでは「学校全体でこのやり方で!」という方針があって、どんなに腕のある先生でもアレンジが効かなくなるんです。

もちろん、新人の先生や授業に自信のない人にとっては安心材料になるかもしれません。でも、ほとんどの先生にとっては「自分の工夫ができない」「子どもの思考に合わせて授業ができない」という、大きなデメリットになります。

じゃあ、どうすれば子どもたちが算数を好きになるの?


答えはとってもシンプル。
先生自身が、算数を楽しむこと!
そして、「一緒に考えよう」というスタンスを持つこと。

難しい問題も、「なんでだろう?」と一緒に悩み、「お!そういう考え方いいね!」と認め合う。そんなやりとりの中で、算数は「正解を出すだけの教科」から、「考えるって楽しい」に変わるんです。

最後に:算数は、本来“遊び”に近い教科なんです


数って、実はすごくおもしろい。
時計を読むのも、料理の分量を量るのも、電車の時間を計算するのも、全部算数です。

それを「つまらない」「難しい」「よくわからん」って思わせてしまうのは、伝え方次第。
教科書や制度、テストやルールに振り回されるのではなく、子どもたちと一緒に“算数っておもしろいね”を見つけていける先生が、今、求められています。

さあ今日から、「算数=楽しい!」を子どもたちと一緒に育てていきませんか?