効果的な漢字学習


①漢字を分類して覚える


もしかして、漢字練習ノートページ分とか十行書けとか子どもにやらせていませんか?

または先生からそのような指示が出ていませんか?


これは子どもにとって苦痛でしかありません。

そして書いていくうちに、意識が漢字からどんどん遠のいていきます。


きっと子どもは手を動かしながら

「あー早く終わらないかな」

「これが終わったらテレビ見よう」

などと考えているに違いありません。


そして何十回も書いてノートがきれいに埋まったのを見て満足してしまい、お子さんによっては漢字が頭に入らない子もいます。


オススメは、

部首ごとに分類し知っている漢字を集めていくという方法です。


そんなこと言っても、

まだ習っていない漢字を書いたら先生に怒られないかしら?

という心配の声も聞こえてきそうです。


確かに担任によっては、

「習ってない漢字はひらがなで書きなさい」

と指示をする人もいますが

そんなこと言うから、子どもたちが漢字を書けなくなっていくのです‼️


具体的なやり方を説明します。

まず、木へんから集めてみましょう。


理由は、1年生の時に初めて出会うへんが木へんだからです。


どうしても出てこないという子には、

「学校の校の字の左がわにあるよ。」

とアドバイスしてみて下さい。


きっと年生以上のお子さんであれば、

「わかった」と言ってすぐ始めると思います。


その後、などと書いてきたら、そこでお子さんを褒めてあげてください。


子どもにとってそれが嬉しいんです。


そこでお子さんに

「木へんの漢字はなんで木が横につくのかな?」

と聞いてみてください。

おそらく子どもは

「当たり前じゃん。全部木が関係してるんだよ」

と言うでしょう。


そこですかさず、

「あーだからはきへんじゃないんだ。」と言ってみましょう。


これが、漢字の世界への入り口です。

きっと、教科書を開いて過去の漢字を探し始めるでしょう。

今までに習った漢字のページは教科書の最後の方にまとめてあります。


ここで大事なのは、お子さんに木に関係しているから木へんなんだということを言わせることです。

お母さんが全部木に関係しているんでしょと言ってしまうと、子どもは一気にやる気をなくします。

子どもは、お母さんに褒められたくて一生懸命考えます。


この学習を続けることでお子さんの漢字獲得力は一気に上がります。

もし、お母さんに余裕があれば、漢字を見つけるたびに、ノートに書き込ませてみましょう。


お子さんがポケモンを集めるように、どんどん漢字を集めてきます。


ここで大切なことがあります。

その部首の成り立ちや意味に深入りしないでください。

よけい漢字が嫌いになるんです…(泣)

興味を持たせることが一番ですのでこのやり方がお子さんに合わなかったらさっさとやめましょう(笑)