白鳥の唄

私はここにいました
泣いて笑って生きていました

全てなくして
誰もいなくなって
私のことを世界が忘れて しまっても
確かにここに私はいました
ここに生きていました

最後に証を残しました
唄を作りました
私の全てを唄いました

誰かを恨み
妬み蔑み
誰かを愛しました
それが私という人間でした

きっと恨んだ数の方が多いけれど
愛せたことを誇りに思うのです

ほしいもの

彼氏ほしい…いや、恋人がほしい！
彼氏なんて軽いもんじゃなく、恋人がほしい！

恋の人がほしい！


だか、めんどくさいからいらない！

お菓子たべたい！
パフェたべたい！

だが、目の前に出されると食べる気なくなる！



いろんなものが欲しくなるけど、
ホントに欲しいわけじゃないよ



ホントに欲しいものが欲しいな

捨てられるものしか持ってないから
全部捨てて捨てられないものを大事にしたい

嘘つきなのに

嘘ついたことにさえ
気づかない

私なんてそんなもんなんだ


まだ辛いと疲労感に項垂れる



不信感はつのるばかり
血の繋がりで分かり合えることなんてなかったんだよ

バカにしたような視線
無駄だと言いたげな口元
叶わないのは百も承知だけどやりたいことしないで

そう、どうせ何も残せないなら

したいことだけして死のう




楽しいこともなく辛いことばかりしたって
嫌になるだけ

楽しいことをしよう辛いことを耐えられるように

嘘ついた罪悪感が
全ての幸せを奪っていく
いつか分かりあえないのかな
淡い思い今は手のひらに握って