仕事の帰り、私は彼と待ち合わせをして、一緒に晩ご飯を食べました。
子どもたちは母のところに預けているので、準備万端。
久しぶりの自分の時間・・・。
話すことは、やっぱり昔話。
あの時はこうだったよね、こんなこと考えてた・・・。
そんなとりとめのない話。
でも、私はとてもほっとしていた。
なんだか本当に安心感があった。
ひとりで一生懸命頑張ってた。
それをわかってくれる人もいる。
私はこれまでのことを誰にも話せないでいた。
彼には話せるかも・・・。
食事を済ませて、乗ったエレベータの中で、私は彼の腕をとった。
・・・そうしたら、振り払われた。
『そんなキミはオレは好きじゃない!!』
ありがとう。
貴方はホントいいひとだよ。
『じゃあ、どこが好きなの?』
『前向きなところ。』
・・・じゃあ、頑張るよ。
貴方とは友達でいたいから。