R君の放課後登校に便乗した倫太郎 | シングルママと不登校児のまいにち

R君の放課後登校に便乗した倫太郎

昨日、仕事から家に帰ってみると、R君が遊びに来ていました。 R君が家に来るのは、お母さんと一緒に来てくれた時と、今回が2回目なのです。 最近、倫太郎とR君はまたしょっちゅう遊ぶようになったのですが、いつも倫太郎がR君の家に行くという形で、R君から家に来ることはありませんでした。 なのでとってもめずらしいことなんです。


ちらっと「おっ、R君一人で家から出て来たのかな?」と思ったのですが、実はお母さんがうちまで送って来てくれたようでした。 (まあ外を一人で歩くのは物騒だし、大人の足で10分くらいの距離があるし。)


で、帰りはまた5時頃お母さんが迎えに来て、R君はそのまま学校へ放課後登校するという話でした。 倫太郎とR君は5時半になってもR君のお母さんが来なかったので、アパートの外に出て遊びながらR君のお母さんを待つことにしたようでした。 私はその間夕食の支度をしていたのですが、しばらくして倫太郎が玄関から入って来たので、R君のお母さんが迎えに来てR君は帰ったのかなと思ったら、


倫太郎が「お母さん、これからR君と一緒に学校行くけど、いい?」


と、なんとも嬉しそうに言うのです。 私は、「あ、そうなの。いいよ。」とだけ返事して行かせました。 そしてそのままR君のお母さんに挨拶もせずに夕食の支度を続けました。 「出て行って挨拶しなくて良かったかなぁ~」とか思いながら(笑)


で~もな~。 出て行ったら、「私はちょっと今手が話せなくて連れて行けなくて、連れて行っていただいて申し訳ございません。」っていう態度を取らないといけなくなるしなぁ~。 本当に自分も出来れば息子を学校に連れて行きたいのに、連れて行けないという状況であればそういう態度でいいんだけど、そうじゃないし。 本音を言うと、「誘ってくれてありがとう。 でも私は学校に行く気ないから、倫太郎がいたほうがR君が楽しいなら連れてっちゃってくれていいよ。」って感じなんだ(笑)


そんなこと絶対言えない...。


そもそも、ああやってお母さん主導で子供を学校に連れて行くというのがどーも違う気がしてしょうがないんですもん。 なんか、聞いた話では先週R君のお母さんひとりで学校に来て、R君に家でやらせた木版画(学校では授業でやるらしい)を提出して行ったんだって。 お母さんが木版画を持ってきて学校に提出... そういうことをこの先ずっとしていると、「僕がやらなくても何でもかわりにお母さんがやってくれる。」「お母さんの後ろについていれば大丈夫」という意識になってしまわないのかな。


それとも時期が来ればそういうふうに育っていても自然に自立していくものなのかな。 人によってはお母さんがそうやって自分のために一生懸命やってくれてるというのを見て子供は自信をつけるんだよっていう人もいるでしょう。 それってどうなんでしょう。 私は子供のために一生懸命になること自体がクレイジーなことに思えてしょうがないんですけど。 愛情をかけることと、手をかけることは別じゃないかなと思うから。


どうなんでしょうね。


で、まあ昨日はR君と一緒に学校へ行った倫太郎は40分ほどして帰って来ました。 なんか本人の話じゃあまりよく分からないけど、H先生に「ここで待っててね。」と言われた場所で待たずに職員玄関の前をうろうろしていたら、別の先生達に「ひとりで来たの?」とかいろいろ話し掛けられたらしいです(^^; 当たり前。 でも楽しかったようでした。