学校と私 | シングルママと不登校児のまいにち

学校と私

子供が不登校になったりして、私も自分が学校でどうだったか思い出してみることが多いのですが、私は、結局のところ学校ってまあまあ好きだったんじゃないかなと思うのです。


当時は嫌いだと思っていたし、集団というものは今でも苦手です。


でも私はそこでまがりなりにも自分の居場所をみつけてうまく立ち回ってたんだなと最近思うようになりました。


新学期は必ずクラス換えがあるので不安だったけど、新しいクラスではいつも最初に一人でぽつんとしているような子に声をかけて友達になりました。 そういう子は優しい子で、だいたい個性的で面白い子なのです。 私は一風変わってて面白い子が好きだったのです。 ←自分がそうだったから(^^;


そうやって、自分と波長の合う子を自分で選んでたので、そこが自分の居場所になったのだと思います。


息子を見ていると、なんとなくそれが出来ないのかなという気がします。


いつも自分の意志とは関係なく、あまり好きでもない友達に好かれてしまい、やりたくもない遊びに付き合わされて「ああ嫌だ」となっているんではないかと。 もともと嫌いな集団の中で、嫌な勉強をみんなと一緒にさせられて、休み時間も好きでもない子と一緒にいて、ストレスになってるんじゃないかと思うわけです。


あくまで想像ですが。


そうやって、気の合う友達という居場所が確保されていればこそ、私は学校生活の楽しい部分(勉強だったり、憧れの先輩がいたりとかね)を感じることが出来たのかなと思います。


子供は、学校、家庭、友達のうちのどれか一つに居場所があれば生きていけると何かに書いてありました。


少なくとも家庭は、居場所であって欲しいものです...