『自ら着けた首輪』
こないだケータイのバッテリーの減りが早いのでバッテリーを長持ちさせる裏技みたいのを調べていた。
初期設定の状態ではいらん機能を使っているようで必要ないものをオフにしていくと無駄な消費が避けれるとのことで説明を読みながら試していく。
すると位置情報の設定でちょっとびっくりする機能に出くわしたのだ。
iPhoneを使ってる人は試してもらいたい。
設定→ プライバシー→ 位置情報サービス→ 利用頻度の高い位置情報
最後の利用頻度~を開いてびっくり。
これまでに訪れた場所と時間がすべて記録されているではないか。
しかも何日の何時から何時までと滞在時間までも丁寧に。
もちろんこんな設定をしたわけでもなくデフォルト状態で勝手に行われていたのだ。
さらにはその滞在頻度からか自宅と職場まで特定されている。
いつも持ち歩いていたケータイが知らぬ間にGPSを起動させて現在地を把握し記録していたのである。
確かにケータイを失くしてしまった時には便利な機能ではあるが常に監視下に置かれているようで気持ち悪い。
やましいことがあるわけでもないが履歴を消去して機能をオフにした。
思えばiPhone6に機種変してからバッテリーの減りがかなり早くなった気がする。
OSのグレードのせいもあるかもしれん。
しかし、おれのiPhoneはおれの意図せぬ仕事を知らぬうちに行っていたのだ。
その機能の全ては未知数。
今から10年以上前のガラケーのみだった時代、何かしらの容疑で逮捕されたとする。
ヤバイやり取りのメールをケータイから消去していたとしても、警察は数ヶ月前からのメールの内容を全て手にすることができたという。
犯罪の真相を知るうえでの情報源としては重宝されていたのだろう。
つまり、ケータイの中身は常に別の場所で保管されていたのだ。
時は流れて西暦2017年。
ケータイも進化し続け電話から電話のできるコンピュータとなった。
おまけに人工知能まで搭載されている。
もし、その行動パターンや使っている内容から反社会的な危険分子だと判別する機能がついていたとしたら。
その危険分子を常に監視することができる。
防犯対策としては素晴らしい。
自由を愛する大人としてはおぞましい。
指紋認証機能は世界中の人々の指紋サンプルを集める為という話もある。
だとすれば、仮にこの機能を使ってなくてもケータイに触ってる時点でサンプル採取することはおそらく可能だろう。
自撮り用のカメラにしても使ってる者の人相がチェックできる。
もっと言えば、会話や録音に使うマイクもこちらが使ってないと思ってるだけで必要となれば遠隔操作でオンにすることも不可能ではないだろう。
仕事やプライベート、使い道は果てしなく広がり続けるスマホ。今や先進国のみではなく全世界で使われている。
その機能は便利過ぎて民衆一人ひとりを管理する為の首輪でもあるのかもしれない。
皆さんもやましいことをする時はケータイを置いて出掛けましょうね。
信じるか信じないかはあなた次第。