この写真は先月、11月の7日札幌のライブハウスKLUB COUNTER ACTIONで撮ったものだ。
ライブハウスに常備されているアンプを使う時はこのようにセッティングをメモるために写真を撮っておく。
そして本番の時にこれを見ながらセッティングしてリハの時と同様の音が鳴るようにする。というわけなのだ。
カウンターアクションにはこれともう一台同じマーシャルのJCM900(写真のはJCM800)がありハマケンにどっちがいいか尋ねると900と言うので「めんどくさいやっちゃな」と思いながらもハマケン側にあったこの800と交換し使うこととなった。
少し見にくいが右から一つ目と二つ目のツマミがボリュームになっているのだが、ほとんどツマミを回していない状態になっている。
これは小さい音を出そうというよりはこのアンプのパワーが凄すぎてこれくらいまで絞らないと音がデカすぎたからである。
最初にギターをつないでだいたい二つとも「10時」くらいまで回してギターを弾いた瞬間「うおっ!!」と声を上げるほどの音圧にびっくらこいた。
ただデカイだけでなく芯のあるハッキリとした力強い音にニンマリとしてしまう。
しかし、いつもよりデカイ音に対し、だーしまがこちらを苦々しく伺っているのでしぶしぶ上の写真のレベルまで落としたのだった。
そしてライブ。
バンドとしても思い入れのあるカウンターアクションで十数年ぶりということもあって気合いは入りまくり、観てくれている人達の熱量もすごく、ライブ中、一瞬頭の中が真っ白になった。
ライブも終わり打ち上げ会場でカウンターアクションスタッフの洋平くんと話をしてると例のアンプの話になり、「いや、ありゃ~モンスター級ですなぁ。」なんて言ってると。
「あー、あれ吉村さんのだよ。」
「え…」
側にいたWORLD PEACEの対馬くんも
「あー!そうなんすよ。」
「!!!?」
bloodthirsty butchersの吉村さんのアンプだったらしい。
隣にいたブッチャーズファンの単車は頭を抱えながら「えぇーっ!知ってたらアンプ抱いて写真撮ったのにー!」
半狂乱気味に叫ぶ。
口を半開きにしてほうけているハマケンをちらりと見やり、この時ばかりはグッジョブと頷く。
吉村さんが亡くなられた後か生前だったか聞いてた気がするが興奮していて覚えてない。とにかく使用されていたものが寄贈されたとのことだった。
嬉しい反面「おれなんかが使ってよかったんかな…?」
と思いながらもそんなすごいアンプを他所モノにも平然と使わせてくれる札幌の人達の懐の深さに尊敬の念を抱いた夜なのでした。

