今日は地域の老人ホームに演奏しに
ピアノの吉山友子さんと行きました。
このご縁、
もう7年くらい続いているでしょうか…
以前、フィオーリに親子で歌いに来てくださり、
その後もとても良くしてくださった方がきっかけで、
“七夕コンサート”から始まり
何年か前から“クリスマスコンサート”も始め、
そして“夏祭り”にも呼んでいただいています。
今日はデイケア、入所、約60名の方が
“七夕コンサート”を楽しんでくださいました。
プログラムは童謡・唱歌から昭和歌謡。
みなさんに喜んでいただけますように…
と選びました。
最初から一緒に口ずさんでくださったり、
曲に合わせて体を揺らしてくださったり
神辺町にある老人ホームということもあり、
いつも葛原しげるの歌を必ず入れています。
「葛原しげるという名前をごぞんじですか?
神辺出身の童謡詩人で
学校の先生でもありました。
例えば…
ぎんぎんぎらぎら夕日がしずむ♫」と
夕日を口ずさむと、みなさんの声が重なり、
ワンコーラス歌い終えてしまいました
「あと、この曲も…
とーべーとーべー、とーんび♫」と口ずさむと、
またみなさんの歌声が。
「じゃあ、これは?
キューピーさん、キューピーさん♫」と歌うと、
知っている方は少しまばらに、
女性職員さんは「初めて聞く!」と。
「結構、歌われてきた曲で、
小さな子どもに聴かせてあげたいテープや
レコードにも入っていた歌なんですよ。」と。
その後に『月見草』という少女小曲を
どんな内容の歌なのか説明し、歌いました。
みなさん馴染みの無い歌、しかも文語調の詩、
すてきな歌だけど伝えられるかなぁ…と思いましたが、
とても集中して聴いてくださる空気を感じ、
感動し、嬉しく思いながら、
心を込めて歌わせていただきました。
至誠高校で葛原先生に習ったという女性が
演奏後、声をかけてくださいました。
「本当に優しい先生だった。
口ずさむといろんなことを思い出す。」と。
今日、初めて人前で『星影の小径』を歌いました。
ちあきなおみさんの声で耳にし、惹かれた曲。
やはりお好きな方が結構いらっしゃって、
フルコーラスしっかりと覚えておられました。
後ろの方で口ずさまれている男性も。
一番前で口ずさまれていた女性は、
“サンサンホームのちあきなおみ”と命名🖌
後で伺うと詩吟の先生だったそうです
演奏後、それからお見送りの時に、
100歳の方から「やさしい歌声。あたたかい。」と
とても嬉しく泣きそうになるような言葉を
いくつもいただきました。
次のコンサートのリクエストもいただきました。
これからも頑張ろう!!って、
たくさん“力”をいただきました
サンサンホーム、この次伺うのは
“夏祭り”、“
クリスマスコンサートです
お山の中、緑に映える素晴らしい青空、
飛び回るツバメたち。
そして、車に乗り込むと、
フロントガラスに置き土産
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今日、演奏した曲
童謡・唱歌から
『夏は来ぬ』
『たなばたさま』
『うみ』
『海』
『みかんの花咲く丘』
『われは海の子』
『アニーローリー』
体も使って
『幸せなら手をたたこう』
葛原しげるの少女小曲
『月見草』
昭和歌謡など…
『星影の小径』
『野に咲く花のように』
『お祭りマンボ』
『わたしのうた』
『愛燦燦』