フォロワー数イコール集客力じゃないと

いうと、弱小アカウントの妬みといわれますが、

ちゃんと根拠があるから言ってるんですよね

私は直営店やサロンさんのご相談を受けることが多いので、
SNSのフォロワー数が多いことが、必ずしもそのお店のお客様の来店に

直結するわけではないという話をしたいと思います。

1. リサーチしているからわかること

　他社の集客なんてどうやってわかるの？ですが、

ご相談を受けた場合、競合のフォロワー数、

県内や近隣のお店のSNSフォロワー数は大体リサーチ済み。

そして、外出した時は目でリサーチ。

外食、サロンなどのご相談がありそうな店舗は

お店の外観を確認し、車の台数で集客状況を確認してます。

田舎では車社会なので、これが客数を知る手がかりになります。

　その他は外観の綺麗さ、駐車場の雑草の生え方も

良い情報です。

手入れが整ってないお店が繁盛するはずないからです

SNSやお店の内部をいくら綺麗にしても、駐車場が雑草だらけ、

とか駐車場に入る歩道には草がいっぱいでは

がっかりですよね

２．フォロワー数と来店者数は必ずしも比例しない

このリサーチを長年やっていて通じて気づいたことは、

フォロワー数が多いからといって必ずしも毎日多くのお客さんが

来ているわけではないということです。

逆に、フォロワー数が少なくても、

（それどころかSNSやってなくても）

毎日確実にお客さんが来ている

お店も多々あります。

つまり、フォロワー数は集客力には比例しないのです。

3. ウェブ上とリアルの接客の一致

　というわけで、フォロワー数を増やすことだけに

時間を費やすのはお勧めしません。

特に店舗の場合、ウェブ上の接客とリアルの

接客に乖離があると、

リアルのお客様に違和感が生じ、

ファンが離れてしまう可能性があります。

お客様に来てもらうために運用しているのに、

逆に客足を遠のかせてしまっては、

本末転倒ですよね

大切なのは、ウェブ上でもリアルでも、

お店の人たちが何を大事にし、

どのような価値を提供したいのか

を一貫して伝えることです。

4. きちんとしたコンセプトの重要性

お店を運営する上できちんとしたコンセプトを持ち、店舗を運営することが重要なのは

当然であるように、SNS上でもそれは同じです。

お客様からすれば、同じお店なのですから

リアルでもSNSでも一貫性を持つことでお客さまは安心するし、

親しみを感じてくれるし、来店するハードルが低くなります。

スターバックスのコンセプトはあまりにも有名ですが、

スターバックスが選ばれるのは、そのコンセプトが浸透していて、

商品以外のどこを切り取ってもスタバらしさを

ちゃんと持っているからだと思います。

最後に、
フォロワー数にとらわれず、しっかりとした運営と一貫性のある接客を心掛けることが、

ウェブ上でも店舗でもお客様の来店につながると思います。

そのためのコンセプトって本当に大事なもの。

コンセプトってどうやって決めたら良いのか？

は次回に書きますね

フォロワー数イコール集客力じゃないという話