今日で母が亡くなって、13年。
北九州に帰り、深い悲しみの中で過ごした1年目
"櫻の花"が生まれた2年目
NYに渡って道が開けた3年目
初めての事務所に所属した4年目
デビューアルバムを仏壇に供えて泣いた5年目
スターフライヤーで2人旅をした6年目
TVに出た事を報告できた7年目
観光大使になり故郷を愛せた8年目
妹の子供を抱いて母を想った9年目
最期の約束を抱えて歌った10年目
新しい仲間に出逢えた11年目
アイを返して歩いた12年目
あの日、母が遺してくれた言葉を見て
一生歌っていくと誓った。
NYでKatsがくれた「君は不幸にも早く両親を亡くしたけど、幸いにも早く両親を亡くしたから素敵な心を持っているんだね」という言葉。
私は私の両親が早く亡くなったことを今も"幸い"とは言えないけれど、でも、早く亡くしてなかったら今の私に辿り着いていなかった事も理解しているので、そんな経験の末に生まれた"櫻"を心から大切に想っている。
だからどうしても諦められなくて、終わりに出来なくて、誰になんて言われても、がむしゃらに歌手である未来を求め続けてきた。
結果、13年経った今もこうして歌えている事を、きっと母も喜んでくれてるんじゃないかな。
お父さん、お母さん
これからもステージに立つ時は
2人を探してから歌うけんね
ずーっと傍で聴いとってね
あと、たまにはご褒美で会いにきてね。
お母さん大好き。
どうかもう泣いていませんように。
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