葬儀を終え、家にもどりました

思うことが沢山ありました

 

今回友人が亡くなった原因は

抗うつ剤の副作用による

「セロトニン症候群」だそうです

 

幸せホルモンと呼ばれるセロトニン

抗うつ剤にはこのセロトニンの(再取り込み阻害による)血中濃度を上げることにより

意欲を向上される作用がありますが

 

上がりすぎると「熱中症」のような状態になってしまい

場合によっては死に至るそうです

 

私も先月まで抗うつ剤のお世話になっていて

ちょうど減薬し、断薬したので

その副作用についても改めて考えさせられました

 

友人は、うつ病を患っていて

家の不動産を手伝いながら、最近はほとんど家を出ることもなかったようですが

外出に誘われ、出かけた矢先、体調を崩し、救急車を呼び一旦は落ち着いたものの

急変し、亡くなってしまったそうです

 

大好きな釣りを楽しめた後に逝けた

そう家族の方も仰っていました

 

しかし、告別式で花を添え、一人一人 個人に花と一言を添える中

やはり涙がとまりませんでした

「お前・・・早すぎるよ」とお父様が話しかけてそのまま塞ぎこんだ時は

何ともいけない気持ちになりました

 

親よりは先に逝くもんじゃない

それでも沢山の方に偲ばれて、これは良かったのだと思います

私だったら、きっとこんなに人は来ないだろうって

 

どこかの諺で

「あなたが産まれたとき、あなたは泣いて周りは笑っていたでしょう?

あなたが死ぬとき、あなたが笑って周りが泣いてるような人生をおくりなさい」

というのがあります

 

死からは誰も逃れることができない

私も、この文章を読んでる人も

いつかはこの世界から旅立つ日が来る

 

50年後、100年後の世界は

今生きている人たちの殆どが入れ替わっている

そう考えると不思議な気持ちになります

 

お葬式は無宗教形式でした

友人は洗礼を受けたクリスチャンなので

キリスト教的には天国に行ったという事で間違いないのですが

その前は仏教や哲学に詳しい人だっのと、周りの想いを組んで

 

僕が酔った時の過ちで

彼とはずっと連絡も取る事もありませんでした

それまではずっと、一緒に音楽をしたり、釣りに連れてってもらったり

何よりも非常に頭がいいので

哲学的な話や、コンピューター関係の事を教えてくれました

 

最後に、棺の前で伝えたかった言葉を伝えた時に

涙がとまらなかった

でも、会えてよかった

 

 

空に虹が出た

虹はキリスト教では「約束」を意味する

ノアの箱舟で神が大地と天国を結ぶ契約のしるしとされている

 

ああ、これはきっと彼からのメッセージなんだと思う

 

 

悲しかったけど、天国でまた会える

僕らはこの地上で何かしらの役目があって

命が与えられたと思っている

 

僕が、お酒を飲んでも、バイクに乗っても

死なないのは、何かしらの役目があって

その役目を全うするまではこの世に居るのだと思う

 

そして、その答えを、きっと人智では理解できない答えが

いつかこの世界から離れて、違う世界に行った時

わかるのかもしれない

 

祈り続ける、友が残した思いや意志の一部をついで

生き続けよう、いつでも会える場所にいるのだから

 

 

 

 

友人がギターを弾いてくれた曲になります