私は29歳ですが、起立性調節障害と診断され、この数ヶ月悩んできました。
最近になってすごく良くなってきたのを感じるので何か参考になればと思い、書きます。
起立性調節障害だった。
と父に打ち明けたら
少々びっくりしてましたが
「色々あったんだ。そうなってもしょうがないな。まだまだ人生先は長い。ゆっくりいけばいい」
そう、最初にいってくれたのが救いでした。
詳しいことも聞かず、温かい眼差しでした。
母が亡くなり、父と私2人で住むわけです。私は失業中、専業主婦状態。
父のおかげだと思います。
最近良くなったのは。
一度も、「早く」という言葉を使いませんでした。私に対して。
なかなか起きれなくて
父が早朝の仕事から帰ってきた数時間後に私が起きても、
「おはよう!たくさん寝たね」
「おはよう!よく眠れた?」
そんな風にいってくれました。
だらしがない、いつまで寝てる、
そんな風には一度も言いませんでした。
なかなか就職できなくても
「ゆっくり選べばいいよ。」
と。
本心はきっと
いつまでそうしている気なんだ⁉︎
何時まで寝てるんだ⁉︎
今までしてきたことはなんだったんだ⁉︎
そう思っていたはず。その苛立ちが分かる日もありました。
そんな日は
父がちょっと出かけてくる、と
私をひとりにしてくれました。
もし、お子さんがそうなったら、
色々なお薬もありますし、
とにかくびっくりしないで下さい。
一番びっくりしてるのは本人です。
きっと。
思春期だったら尚更。
心と身体がバラバラなんです。
学校社会も自分たちが学生だった頃とは随分様変わりしています。
やる気がない!やる気だせ!
が一番つらい言葉かもしれません。
やる気を出したくても出せないんです。
自律神経がうまく働かなくて、
そうなってるんです。
悪いのはお子さんじゃないです。
いってしまえば、誰も悪くないんです。
ということは誰も責めなくていいんです。
全てのお子さんが同じ方法で良くなるとは思いません。
でも、きっと付かず離れず、そんな距離感が大事かなと。
お子さんが、寄ってきたら
温かい眼差しで
お話しを聞いてみて下さい。
質問はよくないかもです。
近所の目も気になりますよね。
父は近所の人への対応も実にテキトーに答えてました。
娘⁉︎ぷーたろーだよ!家事やってくれて助かってるよ!とか。(⇦これは逆効果な人が多いかも)
起立性調節障害になって、
うちの子は障害があるの!?
と焦ってしまって長年苦しむより、
起立性調節障害になって
どうゆうことにストレスを感じ、
どうしたら体調、気持ちが良い感じになるのかお子さん自身が見つける機会を得た、
くらいに思ってゆっくり考えて。
トータルしたらその一年、二年があったからこそその先の十年がよくなった。
そうゆうことっていっぱいあります。
学生の時は進路や就職で岐路に立つことが多いけど、いくらでも修正できます。
医学的な根拠は一切ないですし、
重度、軽度、症状も様々なので
あくまでご参考まで。
父が私の止まりかけた時間を、
ゆっくりと一緒に過ごしてくれたことが
よかったです。
最近元気になってきた私にも
またテンションを合わせてくれています。
まだまだ完全とは言えませんが
自分の身体と向き合いながら
前に進もうと思えるようになりました。
どうか、親子で
明るい朝が迎えられますように。
きっとそんな、朝は、きます。