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今日は、日本とはちょっと違う
シンガポールの家具屋さん事情
について、書きたいと思います。
以前こちらでも書きましたが、
シンガポールの家具は
ほとんどが輸入です！
中国
ベトナム
インドネシア
マレーシア
から始まり、
イタリア
デンマーク
フランス
スペイン
ドイツ
アメリカ
日本
などなど。
ブランドによって、
もちろん価格帯は様々。
ブランドによっては、
自社でシンガポール支店を
運営しているところもありますが、
ほとんどは、販売委託された
セレクトショップで
複数のブランドと一緒に
販売されています。
なので、家具屋さんの利益は
利益＝
売価➖仕入れ値➖コスト(運送費、家賃、人件費など)
なんですね。
ご想像通り、
シンガポールの家賃は高く、
人件費も高いです。
そして全てが輸入なので、
海上輸送費、関税が
かかってきます。
これは日本も輸入家具についてはそうですが、
国産ブランドで良い家具が
たくさんありますよね。
さらにさらに、
国内マーケットは、
例えば日本の人口1.26億人と比べても
シンガポールの人口は564万人
極小です。
お金持ちはたくさん住んでいますが、
ごくごく一部です。
なので、
同じブランド家具を日本で買うのと
シンガポールで買うのとでは、
シンガポールの方が高い！！
傾向にあります。
そしてもう一つ、
日本だとなかなか見られないのは、
家具屋さんの
取り扱いブランドがころころ変わります！
ブランドの独占販売権契約は
1-2年更新なので、
例えばイタリアのブランド本社が
ここの店では売れない！
と判断を下したら、
翌年は違うお店と独占販売契約を
結ぶなんて話、普通です。
現に、カッシーナCassinaは
Space Furnitureから
W.Atelierというお店に
移ることが決まりました。
このブランド買いたーい！
と思ってお店に行ったのに、
もう取り扱いないですー
なんてよくあり、
買った家具の修理も、
違うお店に頼まなきゃ、
なんてこともよくあるんです。
国によって、
家具マーケットの傾向、
ぜーーーんぜん違う
んですね。
国の商習慣や、
人々の生活習慣、
経済レベル、
全部が影響しているので
とっても面白いです！
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