酷暑の夏…如何お過ごしでしょうか…?

 

大変遅くなりましたが、6月に越後妻有文化ホール・段十ろうにて開催された、落語とオペラによる「蘇る万葉伝」

ご来場頂いた皆様へ、心から厚く御礼申し上げます!

 

この公演で披露したオペラ「観音抄」は、2年前の京都で「仁和寺・国宝のある芸術祭」でも上演したものとはいえ、作品の元となった新潟県十日町市・鏡が池の傍での上演ともなれば、出演者として更に身の引き締まる思いが致しました。

 

恐らくこの感覚は私のみならず、今回関わったプロデューサーやスタッフに出演者全員が抱いていたものと察します。

 

そんなプレッシャーを乗り越えながら迎えた本番。

終演手前の後奏から突如熱い拍手を受けた時の感動は、生涯忘れ難いものとなりました!

 

舞台芸術は夜空に咲く花火のようなもの…

その「瞬間の美」に命尽き果てるまで身を捧げたい…

そう願い続けながら、引き続き歌の道に励もうと思います。

 

以下万葉衣装作家・山口千代子先生によるコーディネート。この衣装のお蔭で芝居の面でもかなり助けられました!↓

 

本番当日エントランスに飾られた山口千代子先生の作品。

実際に見ると息を呑む程美しかったです!

先生のホームページも是非ご覧ください!

山口千代子の部屋 (eonet.ne.jp)

 

 

終演後の出演メンバー集合写真。

梅花流詠讃歌師範・ザ・コーラスマンSAMURAI・十日町万葉式部・楽器隊・ダンサー・オペラキャスト・プロデューサー伊勢谷宣仁先生と第一部の落語「松山鏡」を披露した三遊亭竜楽師匠を囲んで。↓

 

 

公演打ち上げの際の出演メンバー全員フォトショット。

個人的にはこの写真が一番好きなのです!

(撮影・三遊亭楽太君)↓

 

終演後突発的に記念撮影!

後方左より私大西・三遊亭竜楽師匠の後援会(八王子竜楽会サポーター&社長)・三遊亭竜楽師匠・ソプラノ歌手新南田ゆりさん・前方中央に将来が楽しみな噺家の卵三遊亭楽太君↓

 

 

 

 

 

 

 

ようやくコロナ禍の闇を抜けて、空白の時間を取り戻そうとする動きが見えそうな時に…!

能登半島沖周辺及び関東地方の地震が起こるなんて…!

『天災は忘れた頃にやってくる』

寺田寅彦先生による名言の重みを、身に染みて考えさせられますね。
皆様どうか引き続きお体をご自愛ください!

このように不安の種が尽きないこの頃ですが、
だからと言って悲観的な気分で過ごしていては、前に進めなくなりそうなので…。



せめて今の自分に出来ることを、誠心誠意務めてまいります!


という訳で来月は以下の公演に関わることになりました。
よろしければぜひ足をお運びいただけますと幸いです。



「甦る万葉伝」〜松の山・鏡ヶ池伝説
2023.6.11(日)14:30開演(14:00開場)
会場:越後妻有文化ホール「段十ろう」
全席指定¥4,000-(税込)

第一部〜落語「松山鏡」 出演:三遊亭竜楽

第二部〜伊勢谷宣仁作・演出 テクノ・オペラショウ「観音抄」
出演:本岩孝之 新南田ゆり 東浩市 野久尾智美 大西恵代
十日町万葉式部 ザ・コーラスマン SAMURAI 梅花流御詠歌師範

 
主催:越後妻有文化ホール「段十ろう」、十日町市
協力:まつのやま芽吹会、がちょうの会、かわにし夢きゃらばん
企画・制作協力:オペラ季節館

チケット・お問合せ:
越後妻有文化ホール「段十ろう」
(電話)025-757-5011

(リンク先)https://tokamachi-bunkahall.info/events/event/2468/
プレイガイド:段十ろう、南魚沼市民会館、魚沼市小出郷文化会館、イープラス








ご案内の公演の詳細を、公式チャンネル動画でも語っております。↓


新年を迎えてから、気分も新たに日々をお過ごしのことと存じます。

 

申し遅れましたが、昨年の12月のクリスマス期間中、八ヶ岳高原音楽堂にて開催した歌劇『ラ・ボエーム』の公演。

お蔭様を持ちまして、無事三日間の公演を盛況で終えることが出来ました。

 

降雪により足元の悪い中をご来場くださった皆様には、心より感謝致します。

 

本番当日を迎える迄は、コロナ感染による急なキャストの変更等心苦しいこともありました。

 

しかしそれでも出演者スタッフ共に団結して、公演を成功迄導くことが出来たことに、感慨深いものを感じました。

 

この貴重な経験を弾みに、今年も益々の飛躍へ向けて精進したいと思います。

 

掲載写真は公演2日目に写真家の山岸桂二郎さんが撮影して下さったもの。素敵な写真に深謝‼