十人十色-Everyone has their own colors

十人十色-Everyone has their own colors

同居家族は夫と猫一匹。
気ままに思ったこと。

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お外に居る野良猫たちを見て
心が和むなぁ~とか
子猫が生まれてかわいいね~とか
言われたりしますが、昔は私もそうでしたが
今は、もう思いません。

ちゃんとご飯食べれてるのか
病気はないか
辛いけど、がんばって生きるんだよ。と
思って見つめてしまいます。
子猫は、可愛いけれど
これから先の厳しい生活にさらされる子なのだと思うと
この小さいうちに誰かもらってあげてほしい
と切に願います。

捕獲もですが、猫の里親探すのってほんとに大変です。
そして、なんやかんやと、里親さん見つからなかったら
自分で引き取るくらいの覚悟!保護しないとなのです。
私はそう思います。

結局3匹になってしまった今
これからまた、増えちゃう~?なんて

私はそれもありかなぁなんて、思ったりもしますが
家の猫たちのことを考えると
将来的にも、4がマックス・・・と一応一匹スペース作っておいて
歯止めをかけています。

でも、イチバンの理解者は家族でないとこれまた
うまいこといきません。

私は自己満足でやっていても、相方がいやだなぁ~
なんてつぶやいてたら要注意です。

今の私には、猫たちを自由に保護できる環境が
整っているわけではありません。
持ち家の一軒家だったらどんなにかいいと思うこともあります。
でもそれでも、やはり限界ってものもあります。

でももちろん、野垂れ死にしそうな子が目の前に現れたら
そんなこと言ってる場合ではないので
きっと手を差し伸べます。

自分の生活を守ることも大事です。
でも、助けたい助けられるかもしれない状況がそばにあったりします。

でも、なんか、自分に自身がありません。
自分はたぶん臆病です。



去年までは猫一匹との生活をしていた私。

でも、今年になって、今うちには3匹の猫が居ます。

2匹目は、近所でうろうろしていた発情前の子(計4~5匹のうちの一匹)
当時、2匹を捕獲し手術しました。
2匹とも保護して、里親を探そうかとしたのですが
1匹はお家での生活がどうしても無理ということがわかり、泣く泣くリリース。
残った一匹は、おとなしく、なつきがよかったので、そのまま家にいます。。

そして、3匹目、9月から風邪の治療のために
保護宅さん経由で家が保護しているのが、そのまま。。

一応里親さん募集中。

でも、私の力不足もあり応募0。

で、エイズキャリア。

いろいろと考えた末
あまり神経質に分けたり、隔離したりしないでおこおうという形になってきました。
先住姉2匹は、それほど新しい子に対して寛容な態度を示さないご様子なので
あまりベタベタとグルーミングなどしませんが
たまにペロッとなめてあげたりしております。
しかし、3匹目が母恋しさからなのか、一緒に寝たがったり
遊びに行こうとジャレにいくと、もうフーとかウーとか
取っ組み合っています。(喧嘩まではいかないですが)
それゆえ、冷や冷やものなのですが
まあ、まあ、なんとかやっております。

一番いいのは、理解ある里親さんの目に
とまってくれることなのですが。。
実は、転勤が決まり(私が行くのはまだ来年の春過ぎになりますが)
それが海外、しかも東南アジアです。

これからどうなることやらと、思っているのですが
ま~なんとかなるかぁ~?なんて
思ったりもしてる自分が居ます。

でも、本当は、なんともならないことを知りたくないために
まだ、何も調べていない自分も居ますが。。

大丈夫なのかよ?!

で、また、ご近所の猫ちゃんが気になってる始末です。
暇になると、猫のことばっかり考えちゃって
いけませんなー

エイズキャリアであることがわかって
いろいろと調べた結果
エイズは、感染すると、急性期といって、リンパ節が腫れたり
熱っぽかたりと、普通のネコではほとんどわからない状態にまずなるのだそうです。
それから、エイズウイルスは、リンパ節の奥深くに身を隠すのだそうです。
それが、無症状キャリア期という期間で、健康体の子と
全く変わりない状態で生活ができます。
この期間が一番長く、発症しないまま、この状態で天寿を全うする子も多いのだそうです。
しかし、エイズをなんらかの要因で発症してしまうと
効く薬が今の獣医学ではないため、死に至ってしまうという病気です。

いろいろな方の情報を見てみると
免疫UPのために、サプリをあげていたり
なるだけ、ストレスのないような生活を心がけていらっしゃるようです。

病院の先生には、ワクチンを打ったり、不妊手術をしたりするきっかけで
発症する子もいるのだそうで
そこは、覚悟と同意の上です、というお話でした。
しかし、風邪にかかってしまったら、免疫のない子なので
大変ですしそのためにワクチンも必要かもしれません。
が、とりあえず、おうちに居ますし、私も極力
いろんなネコと触れ合ってウイルスを家に持ち込まなければ
いいのかもしれません。
あとは、不妊手術なのですが、マンションで飼っていますし
発情のあのストレスを考えると
していたほうが(人間の都合が優先かもしれませんが)
私も気持ちが楽ですし。。。
と、悩める段階です。

実は、私も転勤をする身なもので
健康な子はどこへでも連れて行く覚悟があるのですが
この子に限っては、やはり
連れて行くことによるストレス
たとえば、海外でしたら、ワクチンをたくさんうたなければなりませんし
検疫でお泊りをさせるストレスなども考えれられるわけです。。
ほんとうに、健康であれば
この子も迷わず連れて行きたいと思うのですが
なかなか・・
踏ん切りがつきません。

里親の募集を4匹のちびネコちゃんのときよりちょっと後ですが
出しました。
しかし、この子に関しては、さっぱりです。

エイズキャリアということと
見た目ですかねぇ・・・。

4~5ヶ月という月齢も
ネットの写真だけじゃ難しいんでしょうね。。

8月の中旬、餌やりさんに話をしにいった時
その方が、ちょうど母ネコを呼んでくれました。
呼ぶと、その母ネコは鳴きながら近づいてきて
餌やりさんに抱きかかえられると、びょいとケージに入れることができました。
そして、警戒して隠れてしまった子猫も、しばらくすると出てきたので
彼女に捕まえてもらい、一度に2匹の捕獲が
予想外にいとも簡単にできてしまいました。

病院に予約をとって
保護タクのお家へ、次の日まで見てもらうことになったので
連れて行きました。
次の日、2匹をつれて病院にいき
親猫は出てしまった腸を切って戻す手術を
子猫は、皮膚病の治療をし、当日にお迎えにいき
保護タクのお宅で、面倒を見てもらうことになりました。

しかし、ほっと胸をなでおろしていた矢先に
親猫の腸がまた出てくるという事態になってしまいました。
そして、子猫の目が結膜炎になり
どうしようという状況に・・・
保護タク様のお知り合いが、2匹とも病院に連れて行ってくださるということになり
その日は、2匹とも連れて行ってもらい、
親猫は、手で腸を押し込めました。
まだ、手術をしたばかりだったので、こうするしかありませんでした。

しかし、それからしばらくたって
保護タクさんからお電話があり
子猫の様子がおかしい、持たないかもしれない・・
との連絡が。

あわてて、私が病院へ連れて行ってみますから
ということで、その子を病院へ。
インターフェロンを3回つ必要があるといわれました。

保護タクさんから、病院まで通うのは
少し大変だったので
家で預かって、他の子に風邪を移すよりは
うちにいるほうがまだ、その可能性は低くなるので
安心でしょうということで
保護場所を家にかえ、風邪が完治してから
保護タクさんに子猫を戻すということになり
家に預かることになりました。

何度か病院に連れて行き
薬を飲ませ、子猫もだんだんと元気になってきました。
でも、まだ、目の腫れと鼻水が治らず
1ヶ月近くたってしまいました。

ある日、ようやく目の腫れが小さくなってきたので
ワクチンを打ちに(ボランティアをよく受け入れてくださっている所へ)行くと
もしかしたら、この治りの遅さは
エイズキャリアかもしれないという推測をされ
ワクチンを打つと、負担になるので
検査をして打つか、まだ、風邪が完治してるわけではないので、このまま打たないでいるか
どちらにするかといわれたので
検査を受けて見ることにしてみました。

すると、やはりエイズ陽性ということがわかり
ワクチンはもうすこし様子を見ることにしました。

エイズ持ちの子は、初めてでしたし
家にはノンキャリアの2匹の先住ネコが居たので
どうしたらいいのか、悩みました。
でも、調べると流血沙汰の喧嘩が起きない限り
うつりにくいという見解が多くあったので
そこまで悲観しなくてもいいかな、という気持ちになり
目を離すときは、隔離して
食事も気持ち気をつけて暮らしていけば大丈夫なのでは・・
と思い、もうしばらく
家で面倒を見ることにしました。

お話をしにいく際に
絶対、餌やりさんを攻めてはいけない。
と思っています。
むしろ、毎日ごはんをあげてくれるなんて、ありがとうと思います。

そして、この世の中のすべての野良猫や猫たちに
飼い主さんが居てくれたら。。と思います。

究極をいえば、野良猫が一匹もいない世の中になって欲しいです。
よく、野良猫がいる風景、町に猫がいる風景をよく言うこともありますが
猫たちはみんな生きることに必死な子のほうが多いはずです。

今年だけでも、出会った猫たちのうちの半数の数だけ
事故や病気、何らかの形で道端や、外で命を落とした子との出会いがありました。

でも、何でもかんでも不妊手術をして、元に返してあとはさよなら。。
ってのも、なんだかちょっと違和感を覚える気もします。

しかし、この方法が今やれるべき最短でベターな方法にならざるを得ないのかな・・とも思います。

なぜなら、猫に対する気持ちは
必ずしもみんなが同じわけではないからです。

そのアパートの方とお話をしたのですが
中年の女性の方でした。
私が、近所で捕まえて手術をした猫も、その方のお家に出入りしていました。

アパートは猫は飼えないそうで
中には猫が好きじゃないお宅もあり
アパートの周りには猫よけマットを引いているお宅もありました。。

そして、自分は餌をあげることしかできない。

というお話でした。
可愛そうな猫を減らすために、増えてしまう猫の分の餌代が重む前に
1度の不妊手術のためのお金を出してあげることは無理なことなのでしょうか・・・。

そして、子猫の母猫は
数年前から脱腸をしており、今年になって、ものすごく腸がでてしまっているとのことでした!!
なんでそこまで放っておけるんだーーー!!!
しかも何年もご飯やってて、体に異常でてもそのままでいれる精神って何!?

と内心思いましたが
やはり、野良猫はそういうもの
と思う方には、それが自然のことなのかなぁーと
思ったりもするわけでした。。

そして、私は知人に相談。
私としては、子猫の皮膚病を処置して、親猫を手術して、脱腸も治してあげて
元にもどしてあげられればいいのでは。。と思っていましたが
知人のお知り合いの方が
ものすごく猫のことを心配される方で
捕まえて処置をしたら、そこにおいておくのはかわいそうだから、
家に持っておいで、といってくださったのでした。

つづく