人は、
自分にできることや
自分が持って生まれたものは
当たり前と、
とらえていて
有り難みをかんじません。


逆に
自分には「ない」
と、思っていることは
過敏に感じ取ります。


ほしがります(笑)


空気に
日夜、感謝している人は
恐らくいないと思います。


水道を捻ると
水が出てくることにも
感謝している人が
果たして何人いるかしら?


これは、
当たり前ではありません。


呼吸器系の病気や
心臓に異常がある人には
普通に呼吸をするということが
どんなにありがたいことか。


干ばつに苦しむ人々が、
蛇口を捻ると
水がでるなんて体験をしたら
どんなに喜ぶことでしょう?


私は、
病院に長年務めていました。


そこで、
七夕飾りをした時に
書いてあった短冊に書かれた
「願い事」


それは私にとっては
当たり前に出来ていること
ばかりでした。



でも、
患者さんや
御家族にとっては
切なる願い。



人は
持っているものこそ違え
みんな、
素晴らしいところを
もっています。


多くの人は、
今、もっているものへの
大切さやありがたみを
感じられず、
最悪、無くさないと
わからないようです。


せっかくあるのに。

それって悲しすぎる…。



今、
周りを見渡してみて下さい。

今、
自分を見つめてみて下さい。


そして
今、あるものや
もっているものを
改めて
しっかり
感じてみて下さいね。

「ない」「ほしい」
と、思っていたもの。
実は持っているかも
しれません。


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