今までのブログを読まれた時点で、

行動派だと思われたかもしれませんびっくり

 

よく言われますけど(笑)口笛

 

結婚してた頃。

このまま、普通に一生を終えるんだろうななんて考えてました。

 

仕事柄、いろんな人の人生にかかわることが多く・・・。

 

ある一人の男性との出会いが、私の考え方を変えました。

 

その方は80代の男性。

もともとは、会社経営をされていた方。

奥様とは死別されていました。

 

ある日

「なぁ、あんた。後悔しない人生歩いてる?」と聞かれました。

 

聞けば、自分はそういう人生を歩んできたと。

今日死んでもいいと。

 

「なんでそんなこと言うの?」って聞くと、彼はゆっくりと話し始めました。

 

若い頃、苦労して働いて会社を立ち上げたと。

毎日忙しくて、奥さんと過ごす時間・話す時間もほとんどなかった。

奥さんは「いつか2人でお四国八十八カ所巡りがしたい」と言いながら

夫を支えていた。

彼も「会社が軌道に乗ったら、他の人に任せて妻と旅行をしよう」

そう考えていたそう。

そろそろ会社も軌道に乗ってきたから、旅行のことも考え始めていた矢先、

妻の癌が見つかった。

体調の悪かったことも気づかずに、自分は仕事のことばかり・・・。

見つかった時には、末期癌で手の施しようがなかった。

まもなく妻は他界した。まだ四十代だった。

自分を責めて責めて・・・。毎日泣き暮らしたと。

でも、このままではいけないと思い、妻の供養も兼ねて妻の遺影をもって

お四国八十八カ所巡りへ出かけた。

生きているときに連れて行ってやりたかったと、涙ながらに話してくれました。

 

よく考えると、自分の人生は仕事だけの人生だった。

妻はその自分を支えるだけの人生で、さぞや心残りだっただろう。

妻のことを考えると申し訳ないが、自分はこれから後悔しない人生を送ろうと

そこから、自分したいことを始めた。

食べたいものを食べ、行きたいところに行き、数十か国の国にも行ったし

妻をしのんでのお四国八十八カ所には数回言ったと。

あの時できなかった、会社を人に任せるということをして。

早くこうするべきだったと後悔していました。

 

「でもなぁ、おかげで後悔しない人生歩めたわ。

周りには迷惑かけたかもしれんけどな。でも、いつ死んでもいい。

人間の生き死には順番じゃないし、いつ終わるかもわからん。

わしもあんたもな。明日生きてるかもわからんしな。

だから、後悔しない人生歩きなさいね」

 

そうだね・・・。

考えたこともなかった。明日が来ないかもなんて・・・。

眠ったからといって、朝、必ず起きるとは限らない。

 

そう思ったら、自分どれだけ自分の人生を大切にしていなかったか

ゾッとしました。

この時の私が死んでたら、きっと後悔だらけだったかな?(笑)

 

この男性との出会いが、自分の人生を見つめなおす、きっかけになりました。

 

今の自分。

いつ死んでもいいまでは思えないけど、でも、後悔は最低限で済みそうです。

 

周りから見ると、好き放題やってるように見えるだろうなあせる

好き放題やってますから(笑)

 

今、行動力あるなって思ってもらえるとしたら

これが私の行動力の源かも・・・ニコニコ



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