3月の末に授業が終わって
4月の1ヶ月間のお休みを楽しみ(一応勉強期間)、
先日、最後の試験を終えました!!!!!
YAYYYYY!!!!!!
といってみたものの、解放感!!というよりは、寂しいのが本音です。
さてさて、
もうしばらくはロンドンにいますが、一応全部終えたので振り返ってみようと思います。
小学生みたいですね。
人間、成長には振り返り!という強迫観念がしっかり身に付いているみたいです。
本当はもっとこのブログつらつら色んなこと書いてくつもりだったのですが、
全然更新できませんでした。
勿論、私の怠惰な性格と、それなりにやることがあったというのもあると思いますが、
それよりも、worth writing なことがなかったからだと正直思っています。
(英語って便利、書くに値しない、というときつい感じがするから笑)
こう言うと、つまんなかったみたいに聞こえるかもしれませんが、全くそういうことではなくて笑、
こんな経験をして、価値観がひっくりかえってしまったんだよどや!
とか、
こんな話をしていたら、こんな新しい自分に出会えたんだよどや!
とか、
そういう革新的なことが特になかったということです。
私の交換留学の目的は、いわば、イギリス大学視察+国際関係学だったので、
どんなものか見れたうえに、キャンパスライフも味わえて、
私としては大満足なのですが、
知識とかイギリス英語とか笑、そういう雑多なものを除いて、得たものは何か、考えてみることにしました。
節目なのでね。
一言で言えば、自由と責任の意味を、改めて考えさせられた1年間でした。
まさかの、愛すべき中高のモットーへの原点回帰です、真の自由。
価値観が周りと違うとか、そんなこと初めからわかってたし、
(ちなみに一番のカルチャーショックは、揚げ芋に豆かけてみんな食べてることでした。chips with beans 皆さん是非お試しあれ)
自分の考え方がそれなりに変わることも、変わらないことも予想していたし、
課題でひーひーいうことも、
それなりにぎゃーぎゃー言いながら終わっていくことも、
なんとなく予想できてました。
(テストの結果は知りません涙)
けど、同期が就職して、院にいって、後輩が就活して、という選択の時期を
日本以外で過ごしたことで、
自分の道の自分で選ぶということの意味を、体で感じた気がします。
海外で、日本で進学するのか、日本で就職するのか、海外で就職するのか、
全部自分の選択です。
どんな仕事をして、世界のどこに住むかも、今日何を食べるのかということと同じように、全部、自分の選択です。
恵まれた国、日本(本当に本当にラッキーだと思う)で生まれた私たちなら、サクセスフルな就活をしたり、話題の就活事情に文句を言うこともできるし、そこから抜けることだって、出来るわけです。
ただ、どの道を選んでも、結果は自分に返ってきます。
その選択が、多数派であっても少数派であっても、これは同じことです。すごくフェアなこと。
言い訳なんて誰も聞いてくれません。
目的なく人と違うことをすることに、私は価値はないと思うけど、
自分がどこにいきたいかわかったなら、そこに近づくために人と違うことをすることを
厭うべきではないと思います。
だって、まだ学生だし、失うものはないと思うからです。
こんなことをじわじわ考えさせられた留学でした。
要は、私の留学は、evolutionary ではあったけど、決して revolutionary ではなかったということです。
まあ、こうやってこれからも何かじわじわ育てていければ本望です。
他にもじわじわ考えていたことはいくつかあるので、時間があれば書こうと思います。
そして唯一、予想外だったのは、
日本に帰るのがすごーーーく寂しいということです。
もう大学生だし、違う国に行くのは慣れている(と思っていた)し、
結構ドライに帰って来れるだろうなーと思ってたのですが、
友達とバイバイするのはいくつになっても寂しいんですね。
もちろんもちろん、日本にも沢山大好きな人がいるので、みんなに会えるのはすごくすごく嬉しいのですが
大切な人が増えるということは、その人と一緒にいられない寂しさも一緒にやってくるということなのですね、改めて。
ま、一番の感想は、
人生素晴らしい
ということです笑
こう書くと本当にただの馬鹿にしか見えないのですが、まあ馬鹿なんですが笑、
ちょっと弁解させて下さい笑
陳腐な言葉でしか表現できませんが、
こうやってどんどん、
大切な人が増えていって、
色んなこと経験して、
じわじわと自分の行きたい方向に駒を進めていって、
もちろん毎日が勝負だと思うけど、
けどこうやって人生かけて何かをじわじわ広げて、深めていけるって
人間でよかったって思いました。
亀とか木とか、長生きですごくうらやましいけど、
こういう風に多分何かをずっと考えて育てていくことはできなそうだから、
ほんと人生って素晴らしいと思います。
以上!
