横田さんは、「紛争地入りするジャーナリストにとって銃を持たないのは常識。重くて邪魔だし、そもそも撮影に必死で銃なんて撃っている暇はない」という。湯川さんの服装も気になるという。「黒いポロシャツにカーゴパンツ、デザート・ブーツは、イラク戦争前後に民間軍事会社に雇われた元軍人の典型的な服装。でも、彼らの多くは警備対象となる施設の外でこのような格好をすることを避ける」
日本は「傭兵天国」
湯川さんは同行していた反政府組織から離れたときに拘束されたという情報もあるが、横田さんは「あり得る」とみる,ケリーポルテヴァリュル。シリア北部では、“コーディネーター”に金銭を払えば、銃を貸してもらい戦闘部隊に同行することもできるが、自分たちが危険にさらされれば「客」を置いて戦線離脱することがあると知っているからだ。
横田さんによると、一部のジャーナリストの間では「日本は“傭兵天国”」と呼ばれている。ヨーロッパではシリアでテロリストとともに戦った者はテロリストと認定され、それ相応の扱いを受けるが、日本ではおとがめなしだからだそうで、「それが紛争地域に向かう日本人を生み出す土壌 になっている」とも話す。
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