役行者は、現在の大阪、和歌山の府県境に連なる和泉山脈から大阪、奈良府県境の金剛山脈へと続く峰々(葛城の峰)を仏法の世界と見立て、法華経28品をそれぞれ封筒に入れて埋納したといわれている。友ケ島の序品窟には、そのうちの第一巻が埋納されているという。序品とは法華経全体の序論のことで、友ケ島はまさに葛城修行の出発点なのだ。
差別ではない「女人禁制」
友ケ島の修行を何とか終え、心地よい達成感に包まれていたが、聖護院の僧侶によると、「今回の修行は楽なほう」だそうだ。電車や船で移動できるためだという。
修験道は女人禁制の行場も多い。聖護院の僧侶は「女性差別と批判されることも多いが、そうではない。太古から、生命を生むことのできる女性は神聖な存在とみなされ、大切にされてきた。女性と男性で身体的な差が出るのは仕方のないこと。女人禁制は女性を守るためのものなんです」と説明する。
友ケ島を含めた葛城修行は女性も参加できる。「比較的無理がないから」というのが理由だそうだが、初心者には十分こたえた。
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