岸田文雄首相とバイデン米大統領は、日本が防衛力の抜本的強化に踏み切る方針を踏まえ、日米同盟を「現代化」することを確認した。岸田首相は、国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定による「安保政策の大転換」は、日米同盟において「歴史上最も重要な決定の一つだ」とアピールした。このことに対して14日の「報道特集」で河野洋平さんが次のように語っています。
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70数年前に日本はですね、決心したんじゃないか、と。尊い命を犠牲にして 我々は今ここに繁栄を得ているんです。決して忘れません、決してあの過ちは繰り返しません。何十年も言い続けてですね、その結果がこの政策転換と。わたしはあり得ない、とそう思っているんです。私は少なくとも、国会で議論をする。あるいはもっと言えばですね、これをテーマに解散総選挙で国民の意思を問うというぐらい、重要な問題だと私は思いますね。戦後最大といってもいいかもわからない。国の性格を変えるという意味で。それをやるだけの信念というか、それだけの深い考え、があったんでしょうかね?
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日本国憲法が公布されて十ヶ月後の昭和22年8月に発行された『あたらしい憲法のはなし』は、中学一年生の教科書でした。その中に次のようなことが書いてあります。
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みなさんの中には、こんどの戦争に、お父さんや兄さんを送りだされた人も多いでしょう。ご無事にい帰りになったでしょうか。それともとうとうお帰りにならなかったでしょうか。また、空襲で家やうちの人を亡くされた人も多いでしょう。いまやっと戦争は終わりました。二度とこんな恐ろしい、悲しい思いをしたくないと思いませんか。こんな戦争をして、日本の国はどんな利益があったでしょうか。何もありません。ただ、恐ろしい、悲しいことが、たくさん思っただけではありませんか。戦争は人間を滅ぼすことです。世の中のよいものを壊すことです。だから、こんどの戦争をしかけた国には、大きな責任があるといわなければなりません。
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そして、「戦力の放棄」を憲法で決めたことを述べて、「みなさんは、けっして心細く思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国より先に行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」と書き、次のように続けました。
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もう一つは、よその国と争いごとが起こったとき、けっして戦争によって、相手をまかして、自分の言い分を通そうとしないということを決めたのです。おだやかに相談して、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、結局、自分の国を滅ぼすようなはめになるからです。また、戦争とまでゆかずとも、国の力で、相手を脅すようなことは、一切しないことに決めたのです。これを戦争の放棄というのです。そうしてよその国と仲良くして、世界中の国が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の国は、栄えてゆけるのです。
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河野洋平さんは、次のようにも語っています。
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反撃能力、というのは、威嚇ですよね?あきらかに武力による威嚇、武力を予算化しようとしている。
これを。。。どう説明をなさるのか。わたしにはわかりません。政治や外交の努力を抜きにして、ただ壁だけを建てていく。壁だけならいいけれども、壁のスキマから鉄砲を向けて狙うのは、私は、ほんとうの安全だとは思わない。日本には日本の歴史的な事情、反省に基づいて、あるいは日本の置かれている立場を考えて、日本という国がやれる範囲、やるべきこと。やってはいけないこと。もう少しはっきりさせるべきじゃないでしょうか。戦わないために、なにをするべきかを深刻に考えるべきだと思います。
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