大阪公立大学での青酸カリの紛失はのニュースを見て、「これが犯罪に使われたら怖い」というのが第一印象でしょう。大学としても非常に深刻な問題です。いくつか思い当たる問題点を挙げます。
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安全性の危機: 青酸カリは極めて有毒で、少量でも致命的な危険物質です。紛失は、学生や職員、さらには一般市民の安全を直接脅かします。
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信頼性の低下: 大学の管理体制に対する信頼が揺らぎます。特に研究機関としての信頼性が低下し、将来的な資金提供や研究協力に影響を及ぼす可能性があります。
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法的責任: 危険物質の管理には厳しい法律が適用されます。適切な管理が行われていなかった場合、大学は法的責任を問われ、罰金やその他の制裁を受ける可能性があります。
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社会的影響: このような事件は社会的な不安を引き起こし、大学の評判を大きく損ないます。入学希望者や保護者からの信頼を失い、将来的な入学者数の減少を招く可能性もあります。
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内部調査と対策費用: 紛失の原因を究明するための内部調査や再発防止策の実施には多大な時間と費用がかかります。これにより、教育や研究へのリソースが削減される恐れがあります。
さらに、紛失してからの報告におよそ2週間かかったとのこと。
職場では常々「ほう・れん・そう」の指導がなされているかと思います。
職場のみならず、高校時代の私の体験で、こんなこともありました。
私はある程度厳しい運動部に所属しておりましたが、遠征先で備品を移動中の電車に置きっぱなしにしてしまったことがあります。往復ビンタが存在した当時、私は焦りに焦り、なんとか自分で解決しようと四苦八苦した末、「少々の遅刻」でとどまったことがありました。遅刻については当然怒られる、また、その理由である備品管理についても怒られる、と思っていたところ、「電車に忘れたことを認識した時点での報告」つまり報告が遅れたことについてのみ、厳しい指導を受けました(昭和の制裁つきで)。
話は戻りますが重要物の管理には一層の厳重さが求められ、再発防止のための徹底した対策が不可欠ですが、その後の対応について、年齢、学年、立場問わず改善が見られることを期待したいものです。