僕がいた そこに僕がいた
頁をめくればそこに
彼女を好きだった自分
信じていた自分
そして 彼女に信じてもらっていると
うぬぼれていた自分
僕は怒った
何に怒ったのか
最初は彼女にだっただろう
話してくれなかった彼女にだ
その怒りには不甲斐なさもあった
僕は自分が情けなかった
信じさせてやれなかった
鋭い痛みだった
一閃 滴るものを理解し
僕は叫んだ
声を限りにわめいた
どうして どうして どうして
あの時の僕がここにいる
頁をめくればここに
伝えたいことがある
今だからこそ
傷つけたくない
君がそう思っていたことがわかる 今だから
君に 伝えたいことがある
ねえ 2人で悩みたかったよ
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P.S.これは有川浩さんの小説「レインツリーの国」を読んで、高校時代の恋愛を思い出して綴ったものです。
頁をめくればそこに
彼女を好きだった自分
信じていた自分
そして 彼女に信じてもらっていると
うぬぼれていた自分
僕は怒った
何に怒ったのか
最初は彼女にだっただろう
話してくれなかった彼女にだ
その怒りには不甲斐なさもあった
僕は自分が情けなかった
信じさせてやれなかった
鋭い痛みだった
一閃 滴るものを理解し
僕は叫んだ
声を限りにわめいた
どうして どうして どうして
あの時の僕がここにいる
頁をめくればここに
伝えたいことがある
今だからこそ
傷つけたくない
君がそう思っていたことがわかる 今だから
君に 伝えたいことがある
ねえ 2人で悩みたかったよ
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P.S.これは有川浩さんの小説「レインツリーの国」を読んで、高校時代の恋愛を思い出して綴ったものです。