【練習本へのこだわり】

まいどおなじみ、ペン字講師　の　阿久津です。

さて・・・
私は普段のセミナーをはじめ、
『手本を用いず、如何に字が上手くなるか』
と考え、お伝えしています。

その私が練習本の監修をさせていただくにあたり、
矛盾を感じることもあります。

なぜ、請けたのか。

それは、
ちゃんとした手本を書店に１冊は並べたいから
です。

既存の手本に、明らかに上手いものがなく、
字は上手いのに、編集段階でズレが修正されていない
ものばかり。

残念で仕方ありません。

私の師匠の書籍も、編集が残念。

書家だって人間です。

常にまっすぐ、
完璧に書くなんて、到底無理な話。

これを修正するのが、私の仕事。


例えばですが、
校正段階で差し替えになったのが、この違い。

実寸で見ると、コンマ１ミリ未満の違いです。

これを理解し、
文章の中で修正するのは、
編集プロダクションやデザイナーでは不可能です。

今回はそこまで責任を持って請け負っているので、
絶対の自信を持って、お手本を提供します。


ちなみに、
ハガキ１枚の手本作成に６時間かかっています。

１１月中旬に書店に並びますので、
ぜひ、類似書と見比べてみてください。

それでは、今回はここまで！

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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