※最近、私はボードゲームがそこまで楽しくありません。

最近になって楽しくなくなったのか、もともと楽しくなくてそれに最近気づいただけなのか、どちらかはわかりません。しかし今現在そういった状況です。

ですので、今後は、このブログにおいて行っているすべての活動を強制力のないものとみなし、めちゃくちゃ暇なときにのみ行われるものとします。

あと99%が連珠になり、将棋、チェス、オセロその他はほぼやらんことになると思われます。

 

 先程投稿した記事の冒頭の文章である。

 ここにあるように、私は今まで1年以上にわたって続けてきた毎週局面投稿を一旦辞めることにした。

 また、twitterには次のような投稿をした。

 

 

週5で様々なボードゲームの自分が悪手を指した(打った)局面を投稿する活動、去年4月ごろから始まっていたようで、それが今週一旦の終わりを迎えた。 もちろん悪手を指さなくなったわけではなく、むしろ始めた当初から一向に減っていないような気もするのだが、とりあえず1年以上やってこれたということで無駄ではないと信じたい。 この試み自体はそれほど悪くはないものの、即時的な効果は期待できないという点で微妙だった。またやり方を変えて始める可能性はある。

 

 まあ記事冒頭の言い分とはかなり態度が異なるが。

 しかし互いに矛盾するものでもない。以上に引用した2つの文章はどちらも本心である。この記事では、このあたりの詳述をしたい。

 

動機と変遷

 引用したツイートにある通り、この活動は2021年の4月ごろから始まっていたらしい。この活動はそもそも、書籍に偏重した将棋の練習にメスをいれるべく、「毎週、実戦や実戦の検討を行い、自分が考えた悪手を発見するたびにその局面の画像、正解手、その理由を載せ、画像が5枚以上になるまで続ける」というものをgoogle document上で始めたのがもととなっている。google documentといっても公開せずにやっていたものであったので、活動としては「将棋ノートをつける」のとほぼ変わらないレベルだった。それがあまりはかどらないので、人に見られているプレッシャーをモチベーションとするべく、局面の画像のみをtwitterに投稿し始めたのが始まりである。

 最初は厳格に、将棋の画像のみを火曜~土曜に1枚ずつ投稿していたが、ボードゲームの全体の中で将棋のみに偏るのをおそれ隔週で囲碁、チェス、オセロ、連珠を順番に投稿するのを始めてみたり、土曜日に一気に5枚投稿して良いことにしたりと、マイナーチェンジがあった。

 その中でも最も大きかったのが、当ブログへの移動である。twitterに投稿していた頃は、google documentに「将棋ノート」を作成し、その中の画像をピックアップしてtwitterに投稿するという二度手間で、面倒くさいというのが理由だった。そこで、「将棋ノート」をそのままこのブログに書いてしまうことにした。google documentの中で見たいノートを探すのも大変になっていたので、投稿日時から検索できるブログのプラットフォームもありがたかった。

 そして2022年8月、飽きるに至ったのであった。

 

評価

 このように行ってきた「将棋局面投稿」は、果たして上達手段として良いものだったのだろうか。

 結論から言うと、71点ぐらいの練習法だったと思う。

 きめ細かに検討を行い、その結果が文章でわかり、さらに棋譜も残っている、という点は良かった。最初は棋譜ファイルとの対応付けが面倒だったが、変化手順についても初手からの手順を貼ってしまう、という方法を思いついたのでそれもあまり気にせずにやれた。まあ一応ローカルのファイルにも反映させるけどさ。

 他にも、継続可能なペースを見つけやすいことも良かった。あと、ぴよ相手だから戦型を絞って勉強できるのもいい。

 欠点はペースが遅くなることだ。検討するたびにノートをつけるのでは時間がかかってしまうのでこれは避けられない。しかしヒートアップして何局も学びのない将棋を指すということは減るのでその点では良いのかもしれない。このあたりは難しい。

 またこれは上達法そのものの課題というよりはやり方の問題だが、将棋の上達のプロセスを「弱点の発見→訓練」と考えたとき、「訓練」の部分がうまくいかなかった。正直、記事を書いてほったらかしにしてしまったことが大半であった。隔週で違うボドゲも入るし。

 また、モチベーションの維持の点でも問題があった。まあそもそも、負けて悔しくて練習するよりも、そもそも戦わない、という選択肢を選んでしまう性格なので原理的にボドゲを楽しく感じられない、したがってボドゲに向いていない人間なのだが、それにしてもぴよ相手に毎週対局して、悪手を洗い出すというやりかたは無機質が過ぎたとは言える。この課題はかなり解決が難しそうである。ちなみに、連珠の必勝定石探索は結構モチベが残っている。覚えれば勝ちなわけですからね。

 

今後

 まあ飽きてはしまったが、熱するのも時間の問題だとは思う。だがこの方法をなんの改良もせずまた始めるのはもったいないと思うので、今のうちに改善策を考えておきたい。

 まずペースの問題はある程度しょうがない。だがノートとして記録しているわけなので、期間を長く取ることで解決できるであろう。

 ノートを見返す時間が取れないという問題は非常に難しい。復習した、という投稿をしてもまあ仕方がないし。twitterでならそのくらいしょうもない投稿も許される感はあるのだが、やるなら別アカウントを作ろう、というところか(むしろ現アカウントをしょうもない投稿専用にするのがいいかも)。

 モチベのところは、やはり対人戦を入れたほうが良いのだろう。OTBも視野に入れて考えたい。チェスのアプリでVC使えるやつとかないのかな。まあしかし実際本当に勝とうと思うと、終盤戦の方が重要度はめちゃくちゃ高いだろうから、寄せの本を読もうとかになるのかな。でも寄せも実戦で習得したほうが絶対いいんだろうな。