今回の実験では、1ヶ月に6715RTされました。


下のグラフはRT数の推移です。



実験の概要・目的について

薄オレンジの公式RTグラフは、濃オレンジの公式+非公式RTグラフとほぼ同数のため見えなくなっています。


このグラフを見ると、実験開始当初は爆発的に数字が伸び、徐々にRTされなくなっている様子を見ることができます。


また、2週間が経過し、公式・非公式ともにRTが0となりましたが、その翌日から再びRTされはじめています。


おそらくこれは、どこかで実験ツイートをみかけ、RTしてくださった人のフォロワーが多かったため、多くの人の目に再び触れることになり、RTされるようになったのだと考えられます。



6715RTされたということは、前回の記事に記載されているツイート閲覧数導出の式を使うと


6715×54.4=365296となり


今回の実験ツイートは36万5296人に見られた可能性があります。


これはツイッターを利用している日本人の人口1000万人のうちの約3.6%にあたります。


この数字を多いととらえるか、少ないととらえるかは、この実験に興味を持ってくださったあなたの考え方次第です。


この実験結果を見て、少しでも自分のツイートについて見直してくださる方がいてくれると嬉しいな、と思います。


皆様、ご協力ありがとうございました。




閲覧ありがとうございます。


この度ツイッターの方で「何RTされるか」という実験を行っている者です。


まずはじめに、皆様にご了承願いたいことがいくつかあります。


とても多くの方々の目に触れるという理由上、どこの大学の何セミナーなのか、という質問にお答えできません。


現に、この実験について快く思っていない方もおられるようですので、個人を特定できるような情報を提示することはできません。


あらかじめご了承ください。



皆様、この実験及び実験結果、発表内容にご興味を持って頂き誠にありがとうございます。


皆様から「この実験の目的は何なのか?」「どういったことを発表するのか」などの質問が多数寄せられております。


ツイッターでは、ツイートは140文字、プロフィールは160文字という制限があるため、それらの目的等を省かざるを得ない状態となってまったことについてまずお詫び申し上げます。こちらの配慮が至らなく、大変申し訳ありませんでした。


せっかくご興味を持って頂いたので、ブログという簡単な形式ですが、こちらの方に概要及び目的を掲載したいと思います。



では、この実験の目的について説明します。


この実験は、あるツイートが何回RTされるかを調べています。

RT数のカウントはfavstar.fmを使用しています。

http://favstar.fm/


平均フォロワー数は54.4人です。

この数字はソーシャルメディア調査報告書2011の数字を参照しました。

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2011/09/28/10921


RTする、ということはRTした人をフォローしている人のTLに実験対象のツイートが表示されるということになります。


そのため、RTされた数×平均フォロワー数=実験対象のツイート閲覧人数


というように、本当にざっくりとですが計算することができます。


そして、日本人のツイッター利用者(実際にツイッターを使用している人数)はおよそ1000万人以上だそうです。


このツイートが1000万人のうち、何人に見られているか、ということを調べるのがこの実験の一つの目的です。


例えば、1000RTすると、1000×54.4=5万4400人、1000万分の5万4400人に見られたかもしれない、とざっくり計算できます。



この実験にはもうひとつの目的があります。


あなたのツイートがもし、1000RTされて、5万4400人に見られたとしたら、どう感じますか?


あなたのツイートをたくさんの人が見ています。


そのような状況で、個人を特定できるようなことをつぶやいたり、漏らしてはいけない情報を漏らしてしまったり、他人を傷つけるような発言ができますか?


ツイッターを「チラシの裏」だと勘違いしていませんか?


ツイッターはインターネット上のサービスです。

鍵でもつけていない限り、様々な人があなたのツイートを見ることができます。


フォロワーも少ないし、こんなツイートだれも見ていないだろう。そう思って気軽につぶやいたことが、ツイッター特有の「RT」でどんどん広まる恐れがあります。


最近、ツイッターでは様々な問題が起きています。


その問題の中でも身近に起こり得るのが、情報漏洩です。


皆様にはこの実験を通して、自分の発言が様々な人に見られるかもしれないという可能性を感じて欲しいのです。


ツイッターは手軽さが良いところでもあり、悪いところでもあります。


今回のセミナーでは、ツイッターによって起きる問題とその解決策についてを発表する予定です。


私は、情報漏洩という問題の解決策の一つして、意識改革が挙げられると思いました。


そのためこの実験によって、「何RTされる可能性があり、何人に見られるかもしれない」ということを実感し、インターネット上に自分の発言を掲載することについて今一度考えてもらえれば、ツイッターが今よりも良くなるのではないかと思い、この実験を始めました。


この実験を通して少しでも多くの人が「自分の発言の重さ」についてもう一度考えてもらえたら嬉しいです。


ここまでお読み頂きありがとうございました。


引き続きご協力をお願いします。