我が家は玄関で蚊取り線香を焚いている。

人の出入りと一緒に蚊が入ってくるのが嫌なのもあるけど、他にも理由があって。


虫コナーズや壁用の虫除けスプレーがあるにもかかわらずもくもくと蚊取り線香を炊いているのは、風情があると勝手に思っているのと、小さい頃を懐かしむ気持ちがあるから。


小さい頃、夏は蚊取り線香を焚いて網戸にして扇風機を回して寝ていたから、朝起きると煙臭かったんだよね〜。


蚊取り線香の香りを嗅ぐと、特に夏休みの早朝の空気、今と違って朝はちゃんと涼しくて、子供会のラジオ体操、エアコンではなく扇風機で寝ていたから寝汗のベタつき、蚊取り線香の匂いが懐かしい子供の頃の思い出として蘇ってきて、心の中がじんわり、むず痒いようなノスタルジーに浸れるんだよね。


そんななんだか子供の頃を思い出して懐かしくなってしまうのは、もうそんなお年頃になったんだなぁってしみじみしてしまう。


我が家は中気密中断熱でお家の空気がキチンと循環しているのか怪しいけど、それで逆に子供達に匂いの思い出も残してあげられたらいいなー。

(キチンと空気循環されている家は無臭っていうけど、全く香りは残らないのかしら?ケーキの焼ける匂いとかキョロキョロ


わざわざ家の中の香りにしなくてもいいけど、お家と家族の時間が香りで繋がってるのもいいんじゃないかと思うわけですよ指差し

もう実家を出て長くなり、泊まる事もなくなったけど、今でも夏の子供部屋の空気感を思い出す事ができるのは、なかなか嬉しい事だと実感したのでしたキューン


ちょっとセンチメンタルになってしまったふとん1