超文系&機械音痴の新商品開発日誌

超文系&機械音痴の新商品開発日誌

文系出身の私が会社の新商品開発のリーダーとして携わることになってからの奮闘記です。

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ということで始まりました、新商品開発ですが、いかんせんうちの会社では誰もやったことのない分野




やり方なんて知りません(笑)




まず手始めに、私たち工場勤務の人間と本社にいる営業勤務の人間とでこういうのがあったらいいんじゃないかというアバウトな内容で考えてくることになりました



どうです、この全くのど素人感(笑)



やったことないのが全面に押し出てますね(笑)



今思えばよくこんなところからスタートしたな、と思います。




テーマはなんでもよし。



広すぎて逆に思いつかないって・・・ね(笑)





まぁ案の定いいアイデアは生まれませんでした。

当たり前です。



第一回目は見事に不発。



これをもとに次の動きです。




そんなこんなで新商品開発がスタートするのですが


実は私、超文系


モノづくりもしたことなければ機械に関してもまったく詳しくない。




あるのはやる気だけ??(笑)





でも


私は昔からお金が好きで将来の夢はお金持ちになりたい!!ってタイプの人間で、町を歩いていても「あ、この商品はこういう風にしたらもっと売れるんじゃないか」とか「こういうのを作ったら売れるんじゃないか」とか考えてしまうような人でした。


そういった人間だから選ばれたんでしょうね、きっと(笑)




知識も経験も作る技術も持ってない、持ってるのは発想する力だけ。




こんな人が無事新商品を開発できるのでしょうか。




自分が一番不安ですが次回以降は開発の試行錯誤の内容を書いていきます。







2008年


私の勤めている会社はご多分に漏れずリーマンショックの影響で売り上げが激減し


一時は民事再生手続きまで取らざるをえないところまで落ちてしまいました。



何とか民事再生の期間は終わり、倒産も首の皮一枚繋がった状態で逃れることが出来ましたがそれでもリーマンショック以前の売り上げに戻ることはなく何とか従業員は食って生かせてあげられてる、といった状態でした。






私の会社は俗に言うプレス加工のメーカーです。



しかし昨今人件費の安い中国への展開がめまぐるしく、国内の仕事というのは全盛期の3分の1程度でした。

このまま今の業種、業態にこだわっていてはどんどん仕事は減り、倒産するだけ。

誰もが口にはしませんでしたが肌でビシビシ実感していました。




そんな時に考えられたのが、新商品開発でした。




会社の売り上げを再度伸ばしていくためには今の業界ではなく別の業界への進出が必要だと考えるのは当然といえば当然の流れなのかも知れません。


もちろん今までプレス加工メーカーとして長年やってきたことを全く新しい分野に、と言ってもそう容易い事ではありません。


しかしそれをやらなければ私達の未来はいつ仕事がなくなり職を失ってしまうかビクビクしながら過ごして行くだけのものになってしまいます。



難しいのは承知、でもやる価値はある。

(でも後に分かったのですが、一番難しいのは従業員の心を動かすことです、これは後日書きます)



そうやって始まったのがこの新商品開発プロジェクトです(後にアイデア商品に名称が変わります)。




続きます。