Simple Pleasuresにご訪問いただき、ありがとうございます。
長野県東信（軽井沢～上田）地域のライフオーガナイザー®、クローゼットオーガナイザー®のmakiです。
ここ数日は本当に暖かい日が続いていて、嬉しくなります。
東京での桜と、わが家の梅の開花が毎年同じくらいなので、今、庭では梅が満開！
年度がかわる前のこの時期は、新鮮な気持ちになれてとても好きです。
「家の中を自分好みに整える」って楽しいですよね。
理想の暮らしを思い描き、まずビジュアル面から自分の暮らしを少しでも素敵にしてくれそうなモノ選び…
値の張る家具や大きいものはもちろん家族で相談するけれど、
比較的気軽に入手できる日用品（消耗品類）に関しては任せられている、という主婦の方も多いのでは？
私自身もそうで、そこに「こだわる」のが大好きだったんです。
限られた予算の中で、シンプルなデザインで目にしてうれしくなるような、生活の質を上げてくれるモノを選びたい、そう思いながら暮らしてきました。
いつしかそのこだわりはエスカレートし、特にパッケージデザインに関しては「シンプルで視覚的なストレスにならないスタイリッシュなものだけ！
色は白・黒・グレーか無色透明などのシンプルなものでなくては！」と自分自身でどんどん選択の余地をせばめていったような気がします。
もちろん、「こだわる」ってことはとても大切だと思います。
「なんでもいい」んじゃなくて「これがいい」って言いきれるお気に入りだけが身のまわりにある生活…理想です。
でも、家族という、近いけれども、それぞれ考え方や価値観も違う存在とお互いに気持ちよく暮らしていくためには相手の好みを尊重することも大事だなと思うことが増えて…
そう、私のビジュアル的なこだわりで選んだモノたちは、時に家族にはとても使いにくかったり、機能的に不満を持たせてしまったりしていたんです。
そのほんの一例がハンドソープ。
私はiHerbでお気に入りのモノを年に何回か注文していたのですが、その香りや形状が実は家族はあまり好きでなかった…
近所でもどこでも買える、ビオレの泡タイプのもののほうがずっと使いやすいからそうしてほしい、と言われたのです。
うーん…もちろんビオレシリーズは優れた製品なのはよく知っているけれど、容器が…あのブルーが…と返事を濁しているうちに、主人がさっさと買ってきました(笑)
それを使ってみると、確かにいい！んです。
ポンプもすごくなめらかだし、汚れ落ちももちろん申し分ない。
そして何より、「詰め替え用」が本当にどこでも買える。
でも、容器が…あの字がバーンと書いてあるのがどうしても苦手
だから探して見つけました。
LOHACO限定デザインのビオレ！
有田焼のデザインを模したものをプリントしたパッケージなんだとか。
すごくスタイリッシュ、とかすごくシンプル、ではないけれど、（ごめんなさい）これなら、通常のデザインのものよりはずっと好きになれそう。
全部で3柄ある中から、キッチン用と洗面所用にひとつずつ選びました。
「理想の心地よい暮らし」のためにビジュアルも大切にすることをやめるつもりはありません。
でも、これから先、私がずっと元気で、日用品の補充も全部ひとりでこだわりながらやり続けられる保証はどこにもないんです。
だから、デザインや銘柄に関する過度のこだわりを少しだけ手放して「誰でも買いやすい、手に入れやすいモノを選ぶことを選択肢にいれる」と暮らしや気持ちは確実にラクになる…そんなふうに思う今日この頃です
今日も読んでいただき、ありがとうございました
