日頃の備えと心の備え。 | 千葉市緑区・おゆみ野 ピアノ・リトミック教室 

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『親子リトミック すまいる♪』

●日頃の備えと心の備え。
こんばんは☆ 井手真奈美です。


今日は、阪神・淡路大震災から20年…。
当時の映像を目にするとたくさんの方の思いを感じ胸が締め付けられそうになります。
テレビでも備えの大切さを見聞きしますがママ目線での備えをお伝えしたくて以前の記事に加筆し再アップいたします。

2011年3月11日。私たち家族は仙台に住んでいました。

マンション6階で経験した震度6強の揺れは、この世の出来事とは思えないほどでした…。


家中のあらゆる物がひっくり返り、押入れの襖が外れ中身は飛び出し、部屋の中は元の状態が想像できないほどでした。

住んでいたマンション自体も居住することが困難になってしまい、娘の通っていた小学校で9日間、避難所生活を送りました。

(当時の思いは以前に、こちらで記事にしました。)


その時の私の経験を通して、

備蓄しておくと良い物・避難する際に持って行った物等備忘録をかねて記録させていただきます。


☆備蓄しておくと良い物、役立ったもの

お水震災以降、常に3ケース備蓄してます。

すぐに食べられる物

○パスタや素麺。レトルト食品。

 (カセットコンロがあれば何でも料理出来ますむん!)

○除菌ウエットティッシュ…(体をふいたり色々使えます)

○アルコール消毒液…(食事の前には必ず消毒してました。)

○マスク…(小さいお子さんの分も忘れずに)

○歯ブラシ、マウスウォッシュ(断水が続くと本当に大変です)

○常備薬

○カセットコンロ・ガスボンベ

○オリモノシート、ナプキン
(お風呂にも入れず、着替えも難しいので)


他にも沢山ありますが、家族構成や季節に合わせて

備蓄する物を見直すことが必要だと思います。

備蓄をしながら、使っていく『ローリングストック』おすすめです。


☆赤ちゃんや小さいお子様をお持ちの方へ
普段からオムツやミルクを少し多めに購入しておくと安心です。
あとは、好きなお菓子、離乳食、普段使い慣れている物
アレルギーのあるお子様は専用の
食べ物をご用意していると安心かと思います。


☆無くて困った物です

○コンタクトケース…(探し出せず、コンタクトをつけたままになってしまいました)

○ラジオ…(数日は唯一の情報元でした。被災地にいると詳しい状況が全くわかりませんでした。)

○懐中電灯…手回し、電池どちらでも使えると便利です。

(用意してあったのですが、取りだせませんでした。

玄関等に用意しておくと良いかもしれません)

○ガソリン!!(震災以降は半分を過ぎると給油してます)


☆避難する際に持って行った物

(避難直前)

○手が空くバックやリュック

(避難所で過ごす場合、就寝中も肌身離さずで過ごします)

○貴重品 (通帳等)
○メガネ (普段コンタクトの方も)

○現金・・・千円札や小銭(10円玉も)で用意しておくと良いです。

(ATMが使えませんので銀行はどこも長蛇の列でした。)

○アメ、お菓子・・・お子様の好きなお菓子も

(甘い物はあると良いです。気持ちが落ち着きます。)

○帽子・・・ニット帽

(保温に役立ったのと、髪型を気にしなくて良いので)

○携帯充電器

(予備の電池パック等があると便利です)

○油性ペン、メモ帳、筆記用具

○ホッカイロ  ○ブランケット


(避難後数日・・・自宅から持ち出した物)

○赤ちゃん用のおしりふき…体をふくのに役立ちました

○野菜ジュース…野菜がないので助かりました

○子供の好きなぬいぐるみ、おもちゃ

(子供の気持ちが少し和らぎます)

○トランプ(大人も子ども達も気晴らしになりました)

○床に敷く物   ○タオル


☆電車等で遠出をする時のバッグの中に☆

(震災以来必ず持ち歩いています)
○ペットボトル 
○飴やガム ○ミニタオル類

○ビニール袋(小) ○小さな懐中電灯  ○マスク


震災直後何よりも心配だったのは、当然ですが家族のことでした。

すぐに連絡が取れないことを考えて、ご家族で待ち合わせ場所等を話し合っておくと安心です。


長くなってしまいましたが、最後に…
どんな時でも、どんな状況でも子ども達は
お母さんお父さん、家族が傍にいるだけで、そこがどこであっても家になり、安心します。

避難所生活が何日か過ぎたときのことです。
ふとした時に突然おかあさんの笑顔がみたいなぁ…

子ども達が私の顔を見ながら言いました。


私はなるべく笑顔でいたつもりだったのですが

避難所ではマスクとメガネをずっとつけた状態だったので
表情が伝わっていなかったのだと思います。

すぐに全てを外して、顔を見せたら

『お母さんの笑顔だ!すごくうれしい!もっとみせてー!!』

子供たち、満面の笑みで抱きついてきました☆
『あー安心する♡』と本当に嬉しそうでした。


子供にとってお母さんの笑顔は元気の元になることを

子供たちが気づかせてくれ、私も身を持って感じました。


現在行っている活動を始めるきっかけも
ママの笑顔でお子さんは笑顔になれるよ!
元気いっぱいの心に育つよ!ということをお伝え出来たら…
子育て中のママたちを応援したい気持ちからでした。

ママの笑顔は家族みんなを幸せに出来る!!


長くなりましたが
日頃の備え、心の備えが安心につながります。

自分自身も忘れないために、過去の記事に加筆し再アップさせて頂きました。

長文、最後までお読み頂きありがとうございました。

当たり前のようで当たり前ではない日常に
感謝する心を忘れずに過ごしていきたいです。