ツイッターを企業がビジネスで使う方法 | ツイッター集客のテクニックラインナップ

ツイッターを企業がビジネスで使う方法

ツイッターを企業が使う場合、ツイッターによって何を求めるかで、使い方も、使う人の職制も変わって来ます。

例えばメーカーさんで、商品の認知度を上げて購買に結びつけたければ、営業職の人がツイッターをやった方が良いです。

とは言え、営業職だから社交性があり、技術職だから無愛想という事はありませんけど、一般的に言うと対面営業に慣れている人の方が良いとは言えそうです。



ここで、大雑把にツイッターの役目を分けてみます。



●対話型エンゲージメント

エンゲージメントとは、平たく言えば「愛着心」の事。

ですので、従来の広報部門の考え方は、「顧客満足度」をどう促進するかがテーマでしたが、「満足度」ではなく「愛着心」をテーマにして取組むやり方だ。

経営者の望む社員像は、自発的に行動し、仕事に熱中し、仲間を信頼し合い、組織の成功のために一丸となるチーム、そして高い業績。

これは、経営者が夢見る理想の組織だろう。

このような職場の尺度となるのが「エンゲージメント」レベルであり、最近、組織開発の分野で最も注目されている考え方です。

その「エンゲージメント」を顧客との間で高めて行く事を目的として、ツイッターを使って行こうと言うやり方だ。

その場合のツイッターの管理運営は広報部門が担当する。

顧客とのコミュニケーションに主眼を置き、ブランディングを強化して行くツールとしての活用法だ。

成功事例としては、無印良品、NHK、アフラックなど。

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無印良品のTwitter



●販促プロモーション

プロモーションとは、コミュニケーションの一部であり、製品、サービスに対する意識や関心を高め、購買を促進するメッセージの事を指します。

ですのでツイッターを使って、顧客に商品やイベントなどを告知し、セールス誘引ツールとして活用して行こうと言うものですね。

このタイプの主目的は、リアル店舗やネットショップへの集客、そして、商品やサービスの販売です。

管理運営は主として営業、営業推進,マーケティング部門が担当しますが、「エンゲージメント」の場合と同様に、単純にツイッターを告知ツールとして捉え、コミュニケーションの部分を忘れると、当然ながら失敗します。

成功事例は、豚組、ヤフーショッピング、ツイ割りなど。

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豚組のTwitter



●潜在顧客サービス

ツイッターを顧客とのコミュニケーションツールとして活用する方法です。

この方法が一番結果が出やすく、目に見えて分かるので、ツイッターの凄さを上司に認めさせやすい形でしょう。^^

管理運営は、主としてカスタマーサービス部門が担当し、自社商品の利用者にツイッターの存在を知ってもらい、自社商品やサービスに関係するサービスを提供する。

つまり、問い合わせに応対するサポートに加え,自ら困っている人を探すアクティブサポートも増えている。

成功事例として、DELL、フジヤカメラ、ソフトバンクなど。

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DELLのTwitter



●マルチコラボーレション

ツイッターの使い方として、一番難しく、最高レベルのマーケティングツールとなり得る方法だ。

管理運営は目的によってさまざまな部門が担当する。

例えば、フォロワーの生の声を商品開発に取り入れるアプローチでは、商品企画部門がつぶやき担当となり、試作品のテストなどをフォロワーに依頼するアプローチでは、製造もしくは品質管理部門が担当となる。

つまり、ひとつのツイッターを、目的に応じて使い分けて行く。

成功事例は、東急ハンズ、HOMESなど。

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東急ハンズのTwitter




こうして、4つに分けてみると、

あなたのビジネスツイッターの傾向が見えるし、もしかしたら、使い方が違っていたのではないか、などと言った事が、見えて来たのでは無いだろうか。^^

難しく言うとカッコいいので言ってはみたが、本当のところは、たくさんつぶやいてフォロワーさんと友達になり、有意義な意見交換が出来るようになりましょう!と言うことです。

何万人もフォロワーさんがいても、書籍やサービスの売り込みばかりで、一方通行の人もいます。

反対に、10人20人のフォロワーさんでも、おもしろ楽しく喜んで使っている人もいる。



その違いは「コミュニケーションが成り立っているかどうか」なんですね。



あなたのツイッターはどうでしょう?



今日も読んでくれてありがとう。