独占したいと思う願望があるから上手くいかない。誰もが必要とする人間になりたくて藻掻く、乾いたスポンジの上立ち上がろうとしてよろける、跌いた拍子にスポンジの欠片が中空に舞う、僕はそれを掴もうとする、やっと握りしめた手を開くともう何も残らない。空っぽの掌が寂しく思えもう一度目を凝らしてみると小さな小さな塩化ナトリウムの結晶だった、そんな半生。
好き
氷が溶けるように呆気なく。無くなってバイバイ。有り得る。自分には繋ぎ止められる絲も鎖もそれ相応の外観的特徴も内面の優しさもない
残念な事だけれど
ずっと恐れていたみたいに自分の気持ちが変わったから人を嫌ったり好きになったりした
大好き
いつかわからないけど死ぬまで一緒にいたいと思うのは私が若いからなのだろうか、果して重たいんだろうか
今だけだと人は嗤うだろうがこの一瞬を大事にしたい

