スティルアライヴ -30ページ目

スティルアライヴ

破れたソファーに座って
生き場所を探す猫みたいに
爪で 皮膚で 指で 手の平で 腕で 肩で 胸で
君を確かめてた
今日も生きてるかを


怖いよ

近付いたのが
間違いだった

半田ゆか

何も考えたくない

わたしは

便利な彼女であればいい

ふみやさん

教えて

わたしは何?


一番になりたいとか
行く行くは一緒に死にたいとか
思ってしまう


だまされた?


は は



上手く生きたい?

違う


藻掻きながらでも生きたいと思ったのは他ならぬ自分だから

自業自得



とりあえず風呂入って血流して

何も知らない振りをして

抱き締めてもらおう


たとえ何の意味すら持たなかったとしても構わない

何だかんだで人と比べている自分が情けない
自分の目を通してでなければ世界は見えないのに
他人など比較にすらならない
人には人の舞台があって…
無数の瞬間がひしめきあう世界で
存る僕ら

一層忘れ去ることができたなら
これも ただの振動

兆候か
予感か

最近ふみやさん我が家よーおる。
寂しくねぇ。
嫌なんだよ。
昨日ベランダでちょっと変な気分になったし。
生き物が物質に分解されるアレ。。。。
カレーとか食べたし。
皿洗いとかゴミだしとかの酷い生活臭がした。
危ない危ない危ない。
口は直ぐに嘘を零す。
悲劇を謡う。
記憶の改竄が始まる。
劇薬のような感情が三半規管を刺激し。
夜をも獲ぬまま、悦楽のままに無を夢む。
向こうの島には何がある?

終わりがくることを大前提として物事は始まる。
気色悪いことなど滅多にない。


私の敵は私