～高校生3～

母は症状が良ければ普通に家事をすることはできた。でも話していることは支離滅裂で独り言をずっと言っていたりする。症状がほんとに悪いと１日中ねてた。



この時期の父について私は思うことがある。
父は母の病気について勉強し、通院にも付き添い、服薬管理も行ってくれた。
でも母の気持ちは考えてくれたのかな。
ただ自分の思い通りにしたいだけな気がして嫌だった。



私が高校2年生のとき
母の妹の旦那さんの葬式で、周りが準備をしているとき、父は勝手にどこかに行ったり、隅に座って寝ていたり、さすがにありえないと思ってしまった。
これについては式が終わり自宅に帰ったあと、母が怒り父と大喧嘩になった。



あと私の大学のオープンキャンパスに車で連れていってくれたのはいいけど、説明会の時に興味ないからか机に突っ伏して寝てたのに腹が立った。



仕事とかは一生懸命で、すごいと思うけどちょっと常識はずれなところがある気がして、どんどん父のことは嫌いになった。


口下手で頑固なところがあるから、悪い人だとは思わないけど。尊敬できない大人でした。