Simple World -48ページ目

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ミ★(*^-゚)v Thank you for coming!★彡

 考えても、無駄だろう。



「納得いきません」
「そう言われてもね…」

 眉間に皺を寄せたまま、真っ直ぐに見据える彼女。

 納得がいかないと言われても、そうとしか言いようがないのに。
 どうしてこの娘は、明確な答えを欲しがるのだろう。

「駄目かな?」
「だ・め・で・す」

 ずいっと身を乗り出して、こちらに近づく顔。
 口付け出来そうなその距離に、気づいているのだろうか。

(気づいてるわけないよね)

 気づいているなら今頃、顔を真っ赤にして飛びのいているはずだ。
 逆に言えば、気づかないほど真剣だということ。

「好きだけじゃ、いけない?」
「だから、その、好きの理由が、し、しりたいんですっ」
「知ったから、何か変わるの?」
「…別に、なにも変わらないと思います、けど」

 見据えていた眼は逸らされ、だんだんと語尾が小さくなっていく。
 先程よりも皺が増えてはいるが、頬がほんのり染まっていた。

 あぁ。ホントに可愛くて仕方がない娘だ。

「なんか私ばっかり好きみたいで、嫌なんです」
「嬉しいね。キョーコにそこまで想われているなんて」
「っち、違います! そこまで好きじゃありませんっ!!」

 大きな声で否定して、いくら睨んでも、その熟れたトマトみたいな顔では煽るだけ。

「俺は好きだよ。キョーコが俺を想う理由なんていらないくらいに」

 だから、ね。
 その可愛い唇にキスしてもいいかな?





理由なんていりませんただ好きなんです