<写真は2011年のJ2最終節札幌×FC東京戦の時の写真(札幌ドーム)>

 

今日のJリーグ、

北海道コンサドーレ札幌はFC東京との対戦でした。

 

ここ数年、自宅で観戦するときはDAZNで試合を観ていますが、

リアルタイムでもTVはつけているものの、

子供の遊びの相手でなかなか落ち着いて観戦が出来ず、

結局、翌週の通勤時の帰りの電車の中やその日の夜になって

落ち着いてから試合を見直す、という感じでの観戦が多いです。

 

夜になってからの録画での試合観戦では

なかなか気分も盛り上がらないのも事実ですが、

それに加えて子供を寝かしつけてからでは体力的に厳しくて、

結局見直す時にも疲れて眠い頭で

結構ぼーっとしながら観てるのも最近の傾向かも。

 

でも、今日の勝利はもしかしたら

今年一番心の中でガッツポーズしたかもしれません。

 

上位チーム相手に、見事な逆転勝利でした。

 

得点経過的には、

 

試合開始

0-1

1-1

1-2

前半終了

2-2

3-2

後半終了

 

といった流れ。

 

前半早々に先制されて、

追いついたと思ったらすぐに突き放されて前半終了。

後半早々に追いついて、その後ひっくり返して、

終盤、相手の猛攻を何とかしのいでの結果的には逆転勝利、

ということで最後まで楽しめる試合でした。

 

相手FC東京の前線の選手の質が高く

前半特にかなりファウルとられることも多かったように思いますが、

今日もGK菅野選手は、ファインセーブを何度もしながら、

最後尾から若いチームを鼓舞し続けてましたね。

 

今日のような試合、年間とおしてもそう多くはないし、

強豪クラブを相手に今日勝てたのは大きかったと思います。

 

ここ数年は、あまりSNSとかでも情報を収集せずに

純粋に試合だけ見ているという感じですが、

かえって余計なことを考えずに、純粋に試合を観ていく中で、

クラブの状態の浮き沈み、良し悪しを感じることが出来るように

なったような感じがして、これはこれで、なんだろう、ダイレクトに

チームの"体調"みたいなものを感じられるようなった感じがして楽しいです。

 

自分、頭がそんなに働かないので、

こういった見方の方が合っているかもしれないです(笑)。

 

 

コンサドーレ札幌というクラブの試合を20年近く観てきた者として、

毎年降格への不安というのは、ちょっとでもかみ合わない試合を

何試合か続けて観たりすると、100%ぬぐい切れない部分はありますが、

 

J1昇格して5年目

 

割と慎重思考な自分も、今年の戦いぶりを観ていて、

そろそろさすがに「J1に定着した」と言ってもいいかな、

と思うようにしています。

 

名将"ミシャ"こと、ペトロビッチ監督の手腕とフロントの知略が上手くかみ合って、

少なくともリーグ戦の中ではクラブとして大きく崩れることが

少なくなってきていると思います。

 

昨季は鈴木武蔵選手、今期はアンデルソン・ロペス選手という

チームどころか、リーグ屈指のポイントゲッターを

シーズン途中で海外クラブに引き抜かれても、

リーグ中位をキープ出来ているわけで。

 

そして若い選手たちがむしろ札幌で成長するために

下部組織以外からでも積極的に来てくれるようになったのも

いい刺激になっていて、今日の後半については

プロ2年目以下の選手が4人も試合に出ていたところを観ても、

新陳代謝が上手くいっていることを裏付けているのではないかと。

 

2008年、2012年ともにJ1昇格翌年はぶっちぎりで最下位のポジションを

ガッチリ張っていたクラブだったけど、この数年で本当にクラブとして努力してきた結果、

チームとしてかなりの強度になったと感じてます。

 

本当にクラブ関係者の方の努力にありがとうと言いたいです。

 

いずれ監督が代わるというときも来ると思いますので、

その時にガクッと来てしまわないか?

という問いも自分の中にはありますが、

その一方で、2017年に監督としてJ1残留を成し遂げ、

その後ペトロビッチ監督の片腕として

四方田修平ヘッドコーチが札幌に残ってくれたことは

とても大きく、そのおかげでスタッフ交代の影響の不安も

自分としては軽減されてるかな。

(2017年最終節鳥栖戦後のスピーチは、現地札幌ドームで生で聞いてましたが、

 「札幌に残留する道を決断した」という宣言、あれはうれしくて涙ものでした・・・。)

 

 

今日の試合については青木選手の2ゴールもうれしかったですが、

今日のルーキー小柏選手の献身ぶりはなんだか親心じゃないですけど、

本当に応援したくなる選手だな、と改めて思いました。

 

前節浦和レッズ戦も小柄ながら槇野選手を背負って

優位な態勢を作ってからの追加点ゲットはお見事でしたし、

個人的にも小柏選手は大学の後輩でもあって愛着もあり、

今季開幕戦から本当によく頑張っているなって思ってます。

 

金子選手、高嶺選手、田中選手も自分があらためて言うまでもなく

2年目ですっかり主戦力ですよね。

 

先日監督もインタビューで若手流出の懸念を述べていましたが、

本当にね、みんな、長くコンサにいてくれればと願うばかりですが、

活躍して注目されれば、より経済力の大きなクラブに

引き抜かれるのもまた普通にある話。

 

選手もそうしてプロとして成長していくので、

観ている側は色々思うところもあるけれど

それは仕方ないことなのかなと思います。

 

我々にできるのは応援しているクラブを支えながら、

少しでも流出していくクラブから、選手を留められるクラブ、

そして選手が「来たい」と思えるクラブにしていくこと。

 

愛着とかの精神論だけでも金銭面だけでもなく、

簡単ではない話だと思いますが、長く居てくれる選手がいることでも、

クラブとしてはより太い幹を作ることが出来るはず。

 

一朝一夕では出来ないけれど、

今のコンサにはその成長サイクルを回す強い意思と、

行動力、推進力があると信じています。

(先日も結果は伴いませんでしたが、レッズの興梠選手を

 公然と獲りに行ったのは正直驚きでした。)

 

 

自分もホームスタジアムからは1000kmくらい離れた場所に

住んでおり、出来ることは限られ、なかなか現地に

見に行くことでの応援もできず申し訳ない気持ちですが、

今年はむしろレプリカユニやグッズ購入とかは増えてるかも・・・。

(アウェイ黒ユニはかっこよかったので迷わず購入。

 まだスタジアムに着ていけてないのが残念です。)

 

微力ながら、今後も楽しく応援していきたいと思います!