これまで幾多の経営書を読んでこようと避けることができない魔物が現場にはしっかり潜んでいる。
ドラクエと一緒で、魔物に遭遇したら、ちゃんと退治して経験値溜めてレベルアップしていく必要がある。
じゃないと、いつまで経っても「おなべのふた」「ステテコパンツ」「ひのきのぼう」のままで、
良い装備品に買い換えることができない。
そんなんじゃ、ブラウニーくらいのヤツにヤられる。
魔物を倒さないとゴールドも入らないから会社つぶれちゃう。
書籍を読んで常に感じることは現場の細かいニュアンスまでは、あまり書かれていないこと。
やはりキレイな部分が書かれていることは多い。
最近の本は「ブランディング」を意識して執筆している人も多いからだろうな。
今の時代、出版は当たり前になってきているわけで。
それに無意識的な成功や失敗は自分で把握できていないだろう。
となると、まだ古典に近い書籍がいいですね。
もちろん読書は大切で先人の知恵で判断軸のサポートに大いに役立っている。
本を読んだ方が成長のレバレッジがすごくなるのも実感して、理解している。
が、要は活用のバランスが大切なんだと思う。
今、沢山の壁が目の前に立ちはだかっている中で、
いかに現場に目と耳と鼻とか、えっと色んなものを向けるかが重要なタイミングであると日々感じている。
ここで試されるのが現場力。
今回は特にリスク管理についてだが、
何となく自分の頭の中は以下の構造になっている。
1.現場で起こっている事実を把握する(この時点では良し悪しの評価はいらない。感情論はいらない。
色んな視点から見て余計なバイアスは排除。)
2.ボトルネックを明確に絞り込む(要はイシュー:解決すれば最も価値の高い問題点の発見)
3.解決後の理想像を描く(ビジョン)
4.現実と理想のギャップを埋めるための解決策を何通りもあぶり出す
5.優先順位を決めて取り組む
6.継続させる
ってところ。
「2」が最高に重要。
とっても大変な作業だし、実際に今の自分でできているかは疑問のところ。
むしろ、できていないことのが多いと思う。
それから「6」ってのがやっぱり地道作業だから大変。
だけど、まずはこのサイクルに当てはめて何度もチャレンジしてみようと考えている。
迷ったら自分で書いたブログを見返してみよう。
取り急ぎ、「ひのきのぼう」から「こんぼう」になるために。