「大丈夫だよ」


ずっと、そう言ってほしかっただけだった。

安心したかったんだ。



長年、諦めていた願望に今やっと気づくことができたた。


やっと気づけたこの願望。



同時に、些細なことにも不安を感じているということにも気づいた。




それをぜーんぶ見ないようにするために
傷ついてないふりをするために
この強靭な自分を作り上げたんだ。




これからはどんどん自分に安心する言葉をかけてあげたいと思う。


些細な不安も無視せずに、自分で自分に安心する言葉がけをしてあげればいい。





それに気付かせてくれた娘(高1)とのエピソード


学校に提出する化学のプリントが見当たらないらしい。
前日も現代文のプリントが見つからなかった。


娘の部屋の掃除をしたわたしを疑っている。


しかし、わたしはプリントなんて捨ててない。たぶん。



わたしは言おうとした。
「だから、いつも整理整頓しろって言ってるじゃん」
「だらしないから」
「自分で掃除しろ」


でも、言わなかった。



わたしが母にいつも言われていた言葉たちだ。
(整理整頓できないところはわたしのDNAだ😆)




一緒に探してあげた。
(前日の現代文のプリントは見つかった😆‼️
あるやん‼️


しかし、化学のプリントは見つからなかった。



ますますネガティブになっていく娘。




なんとなく言ってみた。

「大丈夫だよ」

「うん」

と娘は言った。




わたしも娘もなんか安心した。
理由なんてないけど、ただ安心した。



わたしが欲しかったのは、安心する言葉だったのだ。



わたしが子どもの頃から、母に求めていたものは。


そう思ったら、心の奥の氷のかけらが溶けた。

嬉しかった。

ホッとした。



こんな簡単なことだったんだ。