今日は上級の方の個人レッスンの日。
家内は行事花を、
私は古典を見てあげた、
苗が届いた。
いちご、数種類のハーブなどである。
お稽古が終わってから、
家内は教室で植え替えが始まる。
私は炭手前の輪胴という、後炭で使う炭が足りないので家にある炭から風炉の輪胴の炭を切り、
洗って干す。
今日作ってすぐ使えはしない。
炭は爆ぜるし、素手で持つ胴炭は汚れてしまうからだ。
みなさん手間がかかり、
汚いと嫌がるが、
いざという時に役に立つのである。
今でも日本では茶会といえば炭なのである。
邪気を払い、
火は人の心をまとめやすくもする。
火が上手く起こると、
童心に帰り、やったーと喝采している自分がいる。
炭が終わると家内から連絡がある。
教室の苗たちも無事ベランダのランタンに植え替えたという。
お互い真夜中。
大鍋に作ったボルシチを温めて、家内を待つ。