風炉のお稽古も軌道に乗った。
今年は大地震。
東北のときと同じに、やれることをやろうと考えた。
節水と省エネ。
風炉には一番小さな釜を二つにした。
今の時代、遠いいとこのことでも一体感を持つことはよいと悟る。
大きな地震が三回も続く。
必ず買い物ではパンを牛乳を余分に買う。
そして夏の備えは、相変わらづに行水。
毎日バケツ一杯の水で洗濯もしてしまう。
あの夏はそれをした。
まだ体は元気だったから、
今はそれができるかと思うが、考えている場合ではない共に、
夏を乗り越えなければならない。
暑くなったら時期に関係なく、茶箱を出そうと思う。
暑すぎたらあの夏のように、
鉄瓶も避け、魔法瓶か。
来月の初めは、兄の一周忌だ。
このところ食欲がなく、
朝からざるそばである。
おかずがない。
水分ばかり。
明日は医者に行くのであるが、
検査はないが心配になる。
兎に角無事落ち着いた。
あとは食べることだと。
好物を食べることにした。
泥鰌だ。
家内は嫌いで食べられない。
柳川で美味しい老舗がある。
いつも一人だが前回までは日本酒を一本付けた。
今日はお酒も飲みたくなかったし、ご飯もダメ。
兎に角大好きな泥鰌はきれいに食べられた。
これで明日は医者に行ける。
子どものときから通っているあんみつ屋さん。
早くもかき氷。
数年食べてなかった。
今日は姉も母もいない、
寂しい柳川で宇治金時だった。
帰りに元気が出て、買い物をしてしまう。
今日はポイント5倍、豆乳を買いに入ったのに床屋代でたくさん買ってしまう。
床屋は自前にした。
この時期に好きなものの最後はアサリ。
子供の時分には朝アサリやさんの売り声が今頃はした。
ざるをもって駆け出す。
祖母に渡すと必ず鉄の包丁をつけて砂をとった。
もう必要ないのにいまだに包丁をつけてから味噌汁を作る。
朝の味噌汁は祖母の味なのである。