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オリンパス OBや大株主から英国人元社長の復帰求める声

 オリンパスの損失隠し問題に対し、同社のOBや海外の投資家から、同社社長を解任された英国人のマイケル・ウッドフォード氏(51)の復帰を求める声が高まっている。同社の再生には「不透明な買収を指摘したウッドフォード氏が必要」との見方で、改革の焦点になる。

 宮田耕治元専務(70)=元オリンパスメディカルシステムズ社長=はインターネットサイト「オリンパス グラスルーツ」(草の根活動の意)を立ち上げ、ウッドフォード氏復帰の署名活動を始めた。現役社員ら50人以上の賛同者を集めているという。

 宮田氏は、有価証券報告書の虚偽記載などを理由にした東京証券取引所の上場廃止の可能性について、「裁量の余地がある」とし、「『オリンパスは再生できる』という強力なメッセージを発するしかない」と指摘。「現経営陣の信用は完全に失われ、ウッドフォード氏の復帰しか道はない」と署名の賛同者を募る。

 オリンパスの発行済み株式の4%超を保有する英投資ファンドのベイリー・ギフォードは「オリンパスには徹底的な大掃除が必要で、ウッドフォード氏が適任」との声明を公表した。

 約5%を保有する米投資会社のサウスイースタン・アセット・マネジメントも、現経営陣を交代する臨時株主総会の開催を求めているほか、米ファンドのハリス・アソシエイツは「投資家は現経営トップの改革実行能力を信頼していない」と非難している。